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恐すぎて、途中で本を閉じられなかった。20ページ辺りで本に爪を立てて恐怖を堪えたのが忘れられない。舞台設定がどう考えても住んでいる町で、建物や路地が近所なのがますます恐ろしかった思い出深い本。
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保険金詐欺にからむ殺人と黒い不気味な家にまつわる暗い噂。生命保険会社の保険金審査部に勤める主人公がうなされる夢。
気持ち悪いなあ。でもホントに保険金を騙し取る人ってこんなにいるのかしら。絶対に保険会社の審査部なんかで働きたくない。
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この本は相当怖い。といっても、「リング」のような怖さではなく、もっと現実的な、こういうことがあったらイヤだ、という恐ろしさだ。内容的にも、今の時代にあわせて描いたリアリティがあって、一層怖さが増す。
「彼らはいわばミュータントなんですよ。人間を人間たらしめている一番大切な要素が、すっぽりと抜け落ちていますから。SF小説に出てくるミュータントのような超能力こそありませんけれど、それ以上に危険な存在かも知れませんよ。罰せられないと判断すれば、彼らは平然と人を殺すでしょう。」(p.208)
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映画の(見てないけど)大竹しのぶと西村雅彦の映像が、どうしてもちらついて困った。最初の保険のウンチクが、必要なんだろうけど、ちょっと辛かったな。噂通り確かに面白かったけど、それほど怖い訳じゃなかった。実子を殺した山口の事件や、和歌山の毒入りカレー事件って、現実の方が先を行ってる?からだろうか。最後のサイコパスに対するヒロインの考えは希望的だけど、私には現実味がないように思える。
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私は心理学に興味を持っていて関連する解説書を乱読していたことがあります。その中にはおぞましい症例もたくさんあって恐ろしく感じたことがありましたが、この小説はそのような恐怖をもう一度思い起こさせるものです。さも、実際にありそうなストーリー展開が貴志祐介の持ち味でしょう。
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いやー、怖かったです。ええ。
友人に借りたんだけど、ホラー文庫というから、幽霊とかそういう類の話だと思ってたのね、最初。私はそういう類の話はあまり好きではないので(ミステリに絡んでるくらいならべつにいいんだけど、メインなのは…ちょっと。)イヤだなあと思いつつ読み始めたんだけど、全然違いました。超常現象とか、そういう類のホラーじゃないのね。
逆に、だからこそ怖いんだなあ~。幽霊よりも、すぐそこにいるまったく理解できない常軌を逸している隣人のほうが怖いのかもしれない。目に見えるのに、その奥にはなにが沈んでいるのかわからないんだから。
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これ、本当に怖かったです。真犯人がわかるまでの経緯から、その犯人に若槻が追い詰められていく様子が手に汗握る展開で。こんなに残酷な犯人が出てくる小説を読んだのは初めてと言っていいかもしれません。また描写もうまいんだ、これが。もう本当に怖くて怖くて泣きそうになる。
ただサイコパス云々のところは冗長すぎた感があるような気がします。確かに重要なファクターではあるんだけど。
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和歌山カレー事件と背景その他が似てる…と、店頭に新聞記事?のコピーが貼ってあって、それが気になって買ったもの。
これが初めて読んだ貴志作品ですね。ハマったさ。面白いよ。
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時間かかったけどやっと読めた(^-^;)
最初の方は生命保険のこ難しい説明がちと辛かったですが、後半は勢い良く読めました。
映画は見たことないけど、キャストがなかなか頷けます(笑)
機会があったら観てみようかな。表紙は後で見ると「なるほど」といった感じ。
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これも何度も読みました。映画も見た。人間って本当に怖いなあ。そして、文章から伝わってくる怖さって映像の比じゃない。まじで。
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これが一番好き。最初は夫のが危ないと思ったら実は・・・みたいなの大好きです。鳥肌たった。
はまって映画版なんて見るんじゃなかった。
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高校生の時、先生に薦められて読んだ、貴志祐介初体験o幽霊とか全く出てこないのに、本気で怖かったoこれぞ真のホラァo行間に漂う緊迫感と恐怖は、もう、映画なんかぢゃ全然伝わらないo ネ申 o
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近所になぞめいた家があったら注意。狂気の人間が住んでいるかもしれない。そういえば、お隣さんの顔、あんまり見たこと無いな。こわっ。
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とにかく怖い!!
でも、超面白い!!!ホラーは苦手な分野のはずなのに、手放せない1冊。文句なしの5つ★!
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映画はウンコらしいけど、この原作はすばらしいエンターテイメントに仕上がっておりマッスル。描写力が優れているのか、シーンの一つ一つがリアルに浮かびます。香水のにおいがきついオバハンを見かけたら要注意です。保険会社では働きたくなくなることうけあい。