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フランスの文学 17世紀から現代まで みんなのレビュー
- 渡辺 守章 (編著), 塩川 徹也 (編著)
- 税込価格:4,840円(44pt)
- 出版社:放送大学教育振興会
- 発行年月:1998.3
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紙の本
フランス文学の初学者向け
2002/01/05 06:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐久間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学で仏文のクラスを取ったとき、図書館でいろいろ仏文の初級者向け解説本を読み比べてみたが、この本が一番面白かったし後で調べものなどにも役立ちそうだったので購入した。
文学の流れを大まかに全体的に掴むには、時代ごとの抽象的特徴や、作家の名前、作品名を多く覚えるより、少数でも各時代を特に反映する作家の代表作をある程度詳細に分析した方が効果的に思える。
本書は、17世紀から現代に至るまでの各時代文学の概説に加えて、その具体例として戯曲、小説の抜粋や詩を取り上げじっくり解説しており、その解説も型どおりのものでなく著者の個性が見られる論になっており、楽しんで読める。
特に、他の概説本ではあまり重視されていない演劇に関する記述も、現代に至るまで充実している。
仏文をこれから学んでみようと思っている方にはお勧めの一冊である。
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