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双頭の悪魔 みんなのレビュー

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みんなのレビュー262件

みんなの評価4.2

評価内訳

254 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ちょっと甘酸っぱい感じもする。

2001/06/21 19:40

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おみおつけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 某大学のミステリー研究会のメンバーが繰り広げる『陸の孤島』殺人劇第3弾。ミス研の紅一点マリアが、四国山中にある芸術家だけが住むという村から帰ってこない。マリアの父に懇願されたメンバーの男4人が救出に向かうというのがはじまり。
 マリアと、主人公アリスの二つの視点によって世界が描かれることから、一方の行動の間もう一方はこんなことをしていた、というザッピング感覚で物語は進んでいく。
 もう一人の主人公であり「推理する人」江神、ただ一人がマリアと再会を果たしたその夜、ある一人が大鍾乳洞の奥で殺されているのが発見される。時期を同じくして川を挟んだ隣村でも殺人事件が発生。
 当然その二つの事件には関連性があるはずだが、村をつなげるはずの橋は鉄砲水によって流されていた。
 作者がシリーズ前2作においても用いた「ほぼ」陸の孤島もしくは雪の山荘スタイルであり、もしかしたら隠れ通路が?などと考えさせてしまうあたりが妙味のあるところではないだろうか。自然を背景にしたことで、真犯人を推理することが非常に難しくなっていることは、我々読者にとっても非常に喜ばしいこと。
 まあまあの本格派であると思うので、是非著者からの挑戦状を読んでみることをお勧めする。

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紙の本

早くシリーズ続刊が読みたい!

2002/07/29 00:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

学生アリスシリーズ3作目。なんとマリアが家出!
直接のかかわりはないのですが、出来ればこの作品は
前作の「孤島パズル」を読んでからの方が楽しめます。

ある事件で心に深い傷を追った、マリアはしばらく旅に出たいと
両親に言い残して、一人旅に出ます。旅に出た事で明るさを
取り戻したように見えたマリアは、旧友にあうために訪れた
四国の山奥の村で、怪我を負い、芸術家村と呼ばれる地域に
しばらく滞在する事になったという連絡を最後に両親と直接
接触する事をさけるようになります。マリアの身を案じた両親からの
依頼で、英都大学推理小説研究会の面々は、いざ、マリアの救出に!
外部との接触をさける芸術家村の人びとは、アリスたちをも
マリアに会わせようとしない。そこでアリスたちは強行突破を
はかり、見事江神先輩はマリアと接触する事が出来る。明日は
いよいよマリアとアリスの再会!と言う時に、外界との唯一の
掛け橋である、橋が大雨で流され、芸術家村は孤立状態に。
そこで起こる連続殺人事件。そして同じ頃、なぜかアリスたちが
滞在する、山奥の平和な村でも殺人事件が…。連絡不能状態の
離れた場所で起きた殺人事件の関連は?

この作品は、学生アリスシリーズの中ではかなり重要な作品です。
孤立した状況の村の中で、江神先輩の隠された過去が語られますから…。
本当に読んでいて胸が痛くなるような哀しい過去なのです。
ファンならずとも、「江神先輩がんばって!」と
言いたくなる気がします。(ファンだけかな(^^;)?)
また作品中のマリアの回想シーンの中にも、「学生アリス」と
「作家アリス」の関係を表す重要なシーンが…。
あとがきの中でも語られていますが、この作品の中の登場人物が
「作家アリス」シリーズの探偵役である、火村センセイの
原形にもなっています。この作品は、有栖川作品の中でも
色々な意味でとても重要な作品だと思います。
しかし5部作になると予告されている、「学生アリス」シリーズ
早く続きが読みたいよぉ〜!!!!

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紙の本

あなたは挑戦受けますか?

2001/03/31 11:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春を愛する人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 作中大胆にも3度にわたり読者への挑戦をはさみ、そうして恥じないだけの優れた結構をもったパズラー作品です。
 それだけに前半部をもっと削れなかったかと悔やまれます(この点を解説の方もやんわりとですが非難されています)。700ページもあっては、挑戦を受けても容易に読み返せるものではありません。目を皿のようにした注意力が到底続くものでもありません。それに、それは殺人もいまだ発生していない、単なる登場人物の紹介シーンとしか考えられず、探偵としてのテンションがあがるはずもないです。そんなとこに山のように伏線張ってあったとしたら、あとで激怒するとこです。結局、挑戦が飾りにすぎないのが残念です。
 思うに、著者はトリックやロジックがなくても文章が書けるのですが、良いアイデアが浮かんでしまったがために、書きすぎて原液を薄めすぎてしまったようです。どうせなら最後まで本格に徹してほしかったところです。

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電子書籍

3度の挑戦

2023/07/27 22:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

3度も挑戦があります。江神&アリスシリーズ第3弾ですが、これを読んだのが、2番目で、その後、第一弾を読んだような記憶が。いずれにせよ、かなり、過去の読了なのですが、読後感は鮮明に今も。オススメ

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電子書籍

すごい

2021/04/27 12:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みながらずっと「不可能じゃない?」「無理じゃない?」と呟いてたのですが、謎解きの部分でびっくりしてちょっと叫びました。「緻密に組み上げられた」とか「本格派」と言われてる所以がわかった気がしました。好きな詩や建築物の話が出てきたのも楽しかったです。

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紙の本

純粋な推理小説

2017/01/31 18:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る

江神の言う「全体の構図」は少し説得性に欠ける気がしますし、橋の落ちた川の向こうとこちらで起きた殺人事件の真相もそれ程の意外性はありませんでしたが、長い作品を少しも飽きることなく面白く読めました。特に、望月、織田、アリスの掛け合いが楽しくて何度も笑わされる程。さっそく彼らのファンになりました。彼らが登場する他の作品も是非読んでみたいと思います。全体として、ほとんど純粋な推理小説と言える作品でしょう。どうでも良いことですが、作中で警部と警部補の使用が混乱しているのが気になりました。

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紙の本

ユートピアは殺人の香り

2015/08/22 16:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:翠香 - この投稿者のレビュー一覧を見る

学生アリスシリーズ第3弾。今回もクローズド・サークルものです。
クローズド・サークルの内と外で共に殺人事件が起き、推理研のメンバーが二手に分かれてしまいます。
神のごとき名推理をする江神さんはもちろんカッコいいですが、
アリス達3人が推理合戦をしながら真相に迫っていく様子は楽しかった。
木更村に強行突入するシーンは笑った。
「読者への挑戦」が三回も挿入されているので、推理をしたい人にはお得です(笑)
本作の登場人物の一人が火村のモデルだと知り、感慨深かったです。

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紙の本

本格の真髄ここにあり!

2000/12/27 00:34

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キャビン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本格推理小説の醍醐味とは、難解なトリックを解き犯人を指摘することにある。
 作者が知恵を絞って出してきた問題を、読者が知恵を絞って解明する。紙上においての、作者と読者のガチンコ勝負と言っても過言ではないだろう。
 この作品はまさに上記の通りである。三度も入れられた、『読者への挑戦状』は、作者のプライドと作品に対する意気込みを、存分に感じることができた。
 また、青春がBGM的な要素で使われ、それによって実にスムーズな物語展開を見せていることも、必見であろう。

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紙の本

なるほど「双頭の悪魔」だ!…(読んでる途中に思った言葉)

2000/09/12 00:33

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:村野松子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

山奥の村。
謎の集団。
外界との完全なる遮断=密室っ!!
これはミステリファンにとって燃える(萌える?)展開だと思いました。
(私だけかもしれませんが。)

本書は前作の『孤島パズル』の続き、という感じなので、
前作を読んだ人は、二重に楽しめると思います。
マリアとアリス、双方の視点で話が進み、ページ数も700ページ近くという、なかなかの大作で読みごたえ十分だった。

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2004/09/28 23:11

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2004/10/07 10:54

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2004/11/06 23:01

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2004/11/20 13:02

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2005/04/02 05:01

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2013/04/30 03:08

投稿元:ブクログ

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