- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
抵抗と反逆としての断髪。
2002/07/31 13:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正・昭和初期の女性たちの姿を、当時の風俗を通して丹念に描く。明治後期の女学生の間では、「姉妹熱」なるものが流行ったという。同性愛の雰囲気が濃厚だが、そこまではいかないような、あやふやなところが幻想的だ。吉屋信子の『花物語』もそうした女学生たちに持て囃されたという。
着物や日本髪に「拘束」されていた女性たちは、断髪して洋装をすることで活発になろうとした。それは肌を見せて男の気を引こうというものではない。
女性史だけでなく風俗史としても読める本だ。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |