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ロシアの妖怪たち

ロシアの妖怪たち みんなのレビュー

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紙の本

類書が少なく、貴重な存在

2008/12/04 22:20

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る

小中学生のころだろうか、地元の市民会館などにまわってくる劇団の演目は外国のものが多く、なかでもよく覚えているのはロシアの「石の花」や、「森は生きている」だった。

昔話や民俗学の本は大人になってからもずっと好んで読んできたが、ほかの国のものにくらべてロシアは文献や情報などが少なく、幼い心に感動した石の花についても、ほかの形で巡りあえたのは古いロシア映画で1回のみ。わたしが覚えている山の神様のような存在(主人公の石工を山にとどめる)は、たしかゾロトイヴォロスという名前だったと思うが、ネットで検索してもこの名前ではひとつも引っかからず、それに対応しそうな日本語での表現は「銅山の女王」となっていた。ざっと検索した範囲では、ゾロトイはゴールドの意味だと思うが、はたしてこれらが同一のものをさすのかわたしの記憶違いなのかは、現時点ではわからない。気軽に調べられる環境にないといえる。

さて、そんな事情があるためか、ロシアの民話や怪談の本があると気づき、貴重さのあまりタイトルを見ただけで飛びつきたくなってしまった。

ペレストロイカ以降、70年つづいた社会主義の価値観がほころびをみせるようになったロシアにおいて、外国人の民俗学者らに現地調査の門戸が開かれるようになった。著者らは1995年ころまでに、地方の老人たちを訪れては、口述で民話を採集した。この本はそうした複数回の調査のたまものだ。

ただ、紹介されている怪談の大部分は、現地ですでにロシア語で採録されていた資料に基づいているようだ。著者の解説や現地で見聞きした内容は、怪談のあいまにつづられている。

内容は、大まかに:
森の妖怪レーシー、山親爺ゴールヌィ、水の妖怪ヴォジャノイ、水と畑の妖怪ルサールカ、畑の妖怪ポレヴォイ、真昼の妖怪ポルードニツァ、家の妖怪ドモヴォイ、紡ぎ女キキーモラ、風呂小屋の妖怪バーンニク、そして死者の霊に関するさまざまな怪談、悪魔たち、物語の好きな(話をせがむ)妖怪たち
…といった内容が、章に分類されている。

学術書として考えれば読みやすいが、読み物としてとらえると、文体や構成から、やや頭にはいりにくい。だが類書があまりない分野なので、存在自体がとても貴重であるとは、間違いなくいえることだろう。

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