紙の本
罪と罰の中巻
2023/05/30 21:23
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投稿者:Order 6601 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドストエフスキーの有名な著作の一つである「罪と罰」の中巻であり、物語が序盤から終盤への掛橋となる作品が本作です。
紙の本
人間の深淵
2021/11/25 20:51
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に続き、ページをめくる手を止めさせない。
主人公は冒頭で殺人を犯している「犯罪者」なのに、読む方はいつのまにか、彼にのりうつって物語を読み進めてしまう。
人間はたくさんの罪を犯す、犯罪とされていないことも含め。
だとしたら、いわゆる犯罪を犯した人と、人として罪深いことをして人の心を傷つけたた人はどっちが悪いのだろう。そんなことを考えさせる。
19世紀の物語が、今に響くのは、善悪併せ持つ人間の深淵に迫っているからだ。
まさに不朽の名作である。
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文章、言葉でこんなに人の暗い面や良心を表せるのかと驚きましたoこの話全部が深くて、まだまだあたしには全て理解できていないのかもo
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こんな事件でどうがんばればこんなに長く書けるのかと歓心してしまうのでありますが、最近のたたみかけるような残虐な事故や不幸にあきたらこちらがよい。
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ドストエフスキー作品の中で唯一読み通した作品。特にこの中編は、ラスコーリニコフとソーニャの関係が大きく変化していくところが描かれている。
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ラスコリニコフの家族などが登場。ラスコリニコフの事件でその家族の状況の変化やラスコリニコフと予審判事や警察署の人たちとのかかわり合いがなされている。
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中巻は圧巻。ラスコーリニコフの犯罪哲学が明らかにされる。ポルフィーリィとラスコーリニコフのやりとりは絶妙。キリスト教の話はわかりづらいが、それを抜きにしても充分読ませる。
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妹の婚約破棄・ソーニャに対する認識・はらはらするようなポルフィーリー心理的応酬など、特に中盤以降の内容が濃い。
挙げ句の果てはニコライの自白。これからどういうふうに展開し、決着がつくのか気になる。
作成日時 2007年04月19日 03:00
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殺人事件の衝撃から立ち直れないラスコーリニコフは会いにきてくれた家族や友人にも不信感を募らせ、全てに対して敵意を抱くようになる。そんな中、純粋そのものの女性ソーニャに出会い、彼女の中に救いを求めていくようになる。
疑いをかけられそれを紙一重でくぐり抜けていく主人公の行方が非常に気になって仕方がなくなって次!ってなること請け合い!w
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5点では足りない。
第4部。
ルージン氏との会食の場面。
ソーニャに『ラザロの復活』の朗読を強制する場面。
予審判事ポルフィーリィの尋問の場面。
怒涛の展開が、雪崩のように押し寄せてくる。
尋常ならざる緊張感。
今までの数多の伏線が収斂し、今まさに爆発せんとする。
その興奮が。
早く下巻を購入しないことには。
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老婆を殺害するという犯罪を犯してしまったラスコーリニコフ。彼は自らを愛する者たちに対しても警戒と不信を抱き、愛すべき母と妹を悩ませる。
そして妹に結婚を申し込んだルージンとの争い──そんな中で、「事件」の衝撃から立ち直れないラスコーリニコフは、心清らかなソーニャとの交流を次第に深めていく。
人を殺すということは、紛れもなく大きな罪である。たとえ一時の激情に任せたとはいえ、老婆を殺害したラスコーリニコフの心の苦しみと家族への葛藤、そして苛立ち。
様々な人間模様が交錯する中で、ラスコーリニコフの行動を不審がる者たちの心の動きまでを、作者は巧みな筆さばきで描き出している。
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借本。
読もうかやめようか躊躇しながら読み始めたら、グイグイと引き込まれた。
この手の本は購入して読む方がいいのかもしれない。
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ロージャが予審判事のポルフィーリイとの怒号を含んだ会話がこの本の山場といったところか。あとソーニャとの関係、母と妹との絶縁、スヴィドリガイロフの登場とまだまだ話は複雑化していく一方ですなー。この本の独特の会話にも多少は免疫をもってきたけど、それでもまだやっぱり違和感が残る。そして宗教色も非常に濃い。
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案の定、この中巻で挫折しました。大島弓子版 罪と罰で満足しましたとさ、ちゃんちゃん。
まぁ中は上よりも楽しかったかな。ラスコーリニコフとポリフィーリィとの論争は白熱させてくれたし。
でもやはし まわりくどくて、この描写は全て必要なんだろうか?とどうしても思ってしまうのでした。なんていうか、解説120%の文章っていう印象。もう懲りました^^
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一息入れて、読書再開。
どんどん登場人物が増えてくるうえ、彼らの名前が長くて覚えにくいのに苦労しました。
予審判事とか副警察署長とか、大富豪とかがキーパーソンになって来るんだけど名前が覚えられない。なんでロシア人はこうも複雑な名前をつけるんだろう。でも、最初のページの方にある登場人物表を見てなんとか読破。
役者はそろったことだし遂に最終幕へ突入だ!
でもまた一息入れたいね。