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みんなのレビュー937件

みんなの評価4.3

評価内訳

912 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

宇宙の壮大なロマン♪

2010/09/09 17:53

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆこりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

始まりは、月面で発見した宇宙服を身に着けた死体だった・・・。
明らかに人間のはずなのに、どの月面基地にも所属していなかった。
それどころか、彼は現代人ではなかった。何と!5万年前の人間
だったのだ!彼はどこから来たのか?現代に生きる人類との関連は?

SF、いや壮大な宇宙のロマンか。この作品を読んでいると、果て
しない宇宙の広がりや、気の遠くなるような時間の長さを感じる。
月面で発見された5万年前の人間の死体。しかも、彼が生きていた
時代には高度な文明があった。このことをどう説明できるというのか?
あらゆる知識人たちが集まってその謎を解明しようとする。死体は、
チャーリーと名づけられた。ほんのわずかな手がかりから、チャーリーの
生きていた時代を探る作業が続く。そして、謎が解き明かされるときが
来る・・・。何という大胆な発想だろう。読んでいて思わず声を上げたく
なるほどだった。地球と月を舞台にこれほどのものが書けるなんて!
謎解きの面白さだけではなく、作者は読み手に宇宙へのあこがれを
抱かせる。
夜、星を見て思うことがある。「この星の中に、生物がいる星はあるの
だろうか?」それは、いてほしいという私の切なる願いでもある。宇宙は
謎だらけだ。この作品のようなことが実際に起こるかもしれない。そう
考えるとワクワクしてくる。
ミステリー、ファンタジー、そしてロマン。あらゆる感覚を味わうことの
できる作品だと思う。ラストも、強い余韻が残る。ぜひ一度読んでみては♪

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紙の本

SFとしか呼びようが無い作品

2003/04/26 10:48

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちまたでガニメアンシリーズといわれる最初の一冊です。
この作品は分類が難しいですね。サイエンス・フィクションとしか
呼びようがない(笑
ホーガン氏はこの作品で36歳でデビューしています。
イギリス出身でアメリカ在住。
ここは覚えておくように…

この作品の世界では、
エネルギー革命、大規模な軍縮により地域間格差が減少した時代。
人類の目標は宇宙開発にむけられていた。
そんな時代に今までの歴史観に当てはまらない死体が出てきたんですよ。
科学者達がひっくり返ってしまったんですね…
ヒーローなんかは出てきません。
科学者達が死体の謎をよってたかって解いていく話です。

中心になる人物はイギリス人のハント博士。
才能に溢れ柔軟な発想の持ち主で多方面の分野で実績を残しています。
彼がアメリカにある国連宇宙軍の研究チームの中心になるんです。
対抗馬がダンチェッカー教授。
なかなか面白いキャラクターで描かれています。
古い専門家(職人?)タイプの科学者なんですね。
この二人の活躍で5万年前の宇宙服を着た人間の死体の謎が
明らかになって行きます。

気がついた方もいますね?
どうも、私はハント博士は作者と重なる所があるように思えます。
けっこう、りっぱな人物に描かれているんですよね…

作品自体は科学や論理がたくさん出てくるハードSFです。
しかし、落ちついて読めば苦手な方も大丈夫です。
途中でハント博士が結論を分かりやすくレポートに
まとめてくれていますから(笑
ちょっとプロローグがくどかったり、エピローグが唐突だったりもしますが、
全体はバランス良くまとまっています。

とんでもない設定をストーリーが破綻もせず論理を淡々と積み上げて
作品にしています。
しかし、場面転換もクライマックスもちゃんとあります(笑
善人ばかりが出てくることが少し気になりますが、
SF初心者にも上級者にもお奨めです。

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紙の本

SFで遊ぶ大人たち

2001/05/29 05:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 地球人とまったく同じ姿形をしたチャーリー(発見された死体)。彼は何のためにどこから来て死んだのか、そして何者なのか。
 「未知という謎」を探るべく集った超一流の科学者たちがそこに覚えた感情、僕は間違いなく「哀れみ」だったのだろうと想像する。違う言語を使い、得体の知れない科学を用い、しかも自らは語ることのできないチャーリーの想いを知ることは、好奇心ももちろんあったのだろうけども、それ以上に「隣人の言葉」を聞いてあげたいという意識もあったのではないか。
 この広大すぎる宇宙にちっぽけな船でこぎ出した我々の、やっと見つけた最初の隣人こそが、チャーリーだったのだから。

 まぁ何とも楽しい。僕はその道の専門家、特に「天才」と呼ばれる人たちが活躍する話が大好きらしいのだけど、この物語はそれのみで創られていると言っても過言ではない。
 くり返される議論、積み重ねられては崩される思索。「知の饗宴」とも呼びたい天才たちの挑戦には、たしかに本格ミステリと同種のおもしろさを感じた。

 SFの印象として「作品内に限られた理論で終始する」というのがあったのだけど、どうやらそう簡単に言い切れるものではなく、率直に言えばバカげた偏見だったようだ。
 そういった側面は多少あるかもしれないが、僕はもっと「閉じた、窮屈な世界」と想像していたのである。考えてみれば、僕のようなものでさえ嫌だと感じる理由が本当にあるのだとしたら、あらゆるジャンルで最も熱狂的な愛読者がいる(と僕は感じている)SFなんてものは、とっくの昔に滅びているはず。お見それしました。

 でも、主人公たちが開発した「トライマグニスコープ」は、もっと物語にからんでくるのかと思った。謎の死体問題に関わりを持たせるためだけに、都合のいい道具をひょいと出してくるのはどうだろう。ストーリーが冗長になるのを防ぐべく作ったのはわかるのだけど、SF初心者としては期待してしまうじゃないか。

 冗長になるのを防ぐといえば、いわゆる「説明」にすぎない文章がほぼ半分を占めている。登場人物を軸に話を進めていこうとしたら、おそらくとんでもない長さになるだろうと、作者は考えたのだろう。
 その部分は小説を読んでいる気がしなくて、科学本か歴史本か、とにかく味気ない感じを受けたのだけど、当然のことながら重要な箇所というわけでもないので、意味のある省略として捉えることにした。この人は説明のほうが上手いというのもあるが。

 何はともあれ、SFにはまりそうである。

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紙の本

これがデビュー作

2022/11/08 08:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

デビュー作が代表作という例はしばしばあるが、この作品もそのような例の一つである。発想 着目点の新規性といい、ハードSFとしての科学的基礎知識 知見といい、欠点を見つけにくいほどの傑作である。ただし、しっかりした理論に支えられているだけに、ストーリー展開のスピード感や跳躍力にややかけるところはある。

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紙の本

知の果てへの冒険

2020/07/12 12:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

5万年前に亡くなった現代人の謎を、壮大なスケールで解き明かしていきます。人類が惑星への有人探査に乗り出す、そう遠くない未来の出来事のようでリアリティーがありました。

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紙の本

イマジネーションを刺激する壮大なストーリー

2019/09/23 05:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

月面で5万年前の死体発見!言わずと知れた大ベストセラー。この作者の作品は学生時代に読んだ『終局のエニグマ』以来。同作品が難しい印象で個人的にはとっつきにくかったため、この作品も敬遠していましたが、結果は読んで正解でした!よくこんな作品が想像力だけで書けたなぁと感心することしきり。作者の描いたこの作品を読んでいると、壮大なテーマの下で、宇宙の広大な風景が目に見えるようで、こちらのイマジネーションも膨らみます。人類の謎、宇宙の謎、堪能できました!

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紙の本

人類の起源の驚きの真実

2016/03/14 18:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る

月の死体 惑星間戦争 人類の起源 異星人。なぜ月に死体があったのか解き明かされ、さらに月と地球の関係の意外な事実。人類にまつわる壮大なドラマ。

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電子書籍

謎解き推理小説

2016/01/12 18:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プラ~さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名なSF小説でもあるなので,始めてジェイムズ・P・ホーガンの本を読みました。手に汗握るスターウォーズのようなSF活劇ではなくて,それはまるで謎解き小説であって,じっくり推理する内容となっています。2001年宇宙の旅を思わせる出だしが,個人的には嬉しかったです。読み終えてすぐに続編に進みました。勉強にはなりませんが,暇潰しにはとても有意義な本です。

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1980/05/23 00:00

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2004/09/27 17:13

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2004/10/24 17:39

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2004/11/17 20:46

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2004/11/27 01:57

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2004/12/11 02:27

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2005/02/01 17:08

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