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江國さんの子供時代がつまってるエピソード満載のエッセイ。ルーツがつまってる本ってスキ!
「日記は、『今日は』『私は』で始めない」という江國さんのおとうさんの教え、コレ読んでから意識してるけど、難しい。
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子供から少女へ、少女から女へ…時を飛び越えて浮かんでは留まる遠近の記憶、あやふやに揺れる季節の中でも変わらぬ周囲へのまなざし。父の小言、しっかり者の妹、本への愛着、かけがえのない風景、せつない想い―。少女の中に棲む女性と女の中に潜む少女性、虚と実のあいだに広がった、こだわりの時間を柔らかにせつなく描いたエッセイ集。
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「自分で歩いて自分で見て、自分で触ったものだけを書いていたい」という言葉が印象的だった。江国さんの小説は真実なのだと思った
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江國さんの言うところの、『生活をのぞいているようで』好き。江國さんの言葉に触れると空気が透明感を増す気がする。
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江國さんが並べる言葉たちが好きです。ふと本棚から取り出して、目に付いたところをぱらぱら読んで、上質な3時のおやつの時間を過ごしたような気分になる本。綴られたエッセイは動揺を誘うほど私の中に入ってくるわけではなく、涙とか笑顔とか圧倒的な原色の感情を私から引き出そうとするわけでもない。この本は私にとっての等張液なんだと思う。とても心地よい。
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私は、他にこれ以上世界に引き込まれるエッセイを書ける人を知らない。
同じ世界のことなのに、こうもきれいに切り取れるのは感性の違い、としか言い様がない。
エッセイなのに泣きそうになります。
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江国香織がどんな感じ方、思う事、生活の一部を知りたくてこの本を読んだ。
あーあ、そうなのかと思うが、深い所まで関心がない。
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江國ワールド炸裂!幼い頃の心象風景を見事に再現しきっている。天賦の文才。お父さんのことを慕っていて尊敬している一方でどこか近寄りがたかったり、敬遠してしまうときもある。だからこそ、一緒にお風呂に入った幼いころの「タオルで作ったおまんじゅう」の想い出は尊い瞬間として輝くのだろう。
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江国好き。小説には当たり外れあるけど、エッセイにははずれが無いと思う。この人のセンスがたまらない。「一人になりに行くのだ」
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おそろしく好きな本。
高校生のときから何度も読んでる、江國香織さんのエッセイ。
この本の「余分なことのための街」を読んで
銀座に行ってみたいなぁと思うようになって、
大学入って偶然銀座でバイトするようになったときは、嬉しかったな。
今なら和光も資生堂パーラーも伊東屋もシャンテシネも、ぜんぶ分かる。
マリオンも出てくるしね(笑)
恋愛について
「何というか、全然他人の目で、空から全体を眺めてかなしかったのです。恋愛っていうアイディアそのものが−」
って考えは分かる気がするし、
妹との「もち焼き女」と「紅茶入れ女」協定も素敵。
そして思い立って夜に海に行っちゃうエピソードも大好き。
私の「突然逃避癖」はこの影響かも(笑)
海は、行ったことないけど。行ってみたい。
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江國祭り開催中。
このひとのエッセイを読むたび、感化されては、ものを綺麗に見れるようになるとおもう。
そして平仮名が多くなってしまう(笑)
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たまに読み返したくなる。
この人の文章を読んでいると、無闇に感傷的な気分になって困ります。
江國香織の書評(特に絵本、児童文学)は好きです。彼女の目を通してそれに触れていると、すごく新鮮な気分になる。
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四回生になる前の、三回生のさいごの冬に読んだ。読んでみたいなあーって思う本が、この中にごろごろしていた。
それで後に、それを取り寄せて読んだかというと、よんでいない。あらま0
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泣かない子供、というタイトルにも関わらず、「愛するとか愛されるとかそれはもう、それだけで一つの憎しみなのだ。」とか、結構スパイシーなものでした。江國さんは子供のころすごく生きずらなかったんだなあ。にしても江國さんに対して、わたしはひええ…!てなりすぎる、
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凄い共感出来る部分あり、ちょっと理解しにくい部分もあり…でも、もう少し自分が成長したら共感出来るようになるのかもしれないな。
飾っていないような素直な感じの空気が好き。