紙の本
懐かしい友人たち
2001/08/23 02:23
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投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る
衣装ダンスの中から雪の降る森へ…というモチーフだけは誰でも一度は耳にしたことがあるのではないかというほどの世界的な名作。挿絵も今ではなくてはならないものと感じられます。大人になってから読むと、作者の「親愛なるルーシィへ」という序文を読むだけで胸が痛くなってしまいます。また、こういう異世界ものがたりの中では話の展開が早いのがこの作品の何より嬉しいところ。ピーター、エドマンド、ルーシィ、スーザンという児童文学としては多すぎる4人の主人公たちも、性格の描きわけがきちんとしているためにかえってものがたり世界に厚味を加えてくれています。
私はルーシィたちと同じくアスランに深く魅了されてしまったため、アスランと女の子たちの仲睦まじい様子がどうも恋愛関係のように思えてならず、妙にうらやましかった覚えもありました。
電子書籍
魔法の世界を開く
2021/05/19 14:39
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
4人のきょうだいたちが、それぞれ強さと弱さを抱えていて好感が持てます。時には足を引っ張りつつも、力を合わせて冒険する姿が良かったです。
紙の本
衣装ダンス
2019/09/26 20:33
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
原題はライオンと魔女と衣装ダンスなんですね。衣装ダンスから別の国へ行けるということに興奮して読んでいました。
紙の本
衣装だんすを抜けて子供時代に戻る旅
2002/04/08 21:23
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投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
指輪物語やゲド戦記と並ぶ老舗的存在のファンタジー。物語の方はピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの四人きょうだいが疎開先にある屋敷の衣装ダンスから、不思議なナルニア国へと迷い込む話。そこは白い魔女によって支配された春の来ない冬の世界。
最近のファンタジーを読み慣れた人には少し物足りない部分もあるかもしれないが、逆に素朴でシンプルな物語を読みたい時に最適。特に「ホビットの冒険」や「指輪物語」でもお馴染みの瀬田貞二氏の気品とユーモアに満ちた翻訳が心地良い。読後、ホットミルクを飲みたくなるような作品。
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正統派(?)ファンタジー。いかにもキリスト教国っぽいお話。
最後のオチがなかなかブラック。
子供の頃に読んだときに「ああ自分は大人になりたくないなあ・・・」なんて思えた、そんなステキな作品。大人は大人で楽しんだけどね。
(1〜5)
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小さい頃大好きだった永遠のファンタジー
高校にはいってから英語の授業で読んだ時 懐かしさで胸がいっぱいになりました
大学にはいったら 今度は文学の授業でまた出会い
指輪物語なんかしのいで わたしのなかの一番のファンタジー
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箪笥を抜けると別世界に続くというコンセプトにあこがれていたものです。このシリーズが好きだったので、その後Harry Potterシリーズにはまったのだと思います。
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大好きなナルニア国物語の中でも、このお話が一番好きです。洋服ダンスを抜けて、外灯がひとつポツリと灯った 冬の森に着く場面……。
大人になってからも、ふと「この情景、似ている…」と足を止めることがあります。
小学校のクラスの本棚にあって、夢中で読みました……。
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ナルニア国ものがたり1巻。
神話や絵本、物語に出てくるいきものたちが住む世界 ナルニアと、そこへ迷い込んだ兄弟たちのものがたり。
表向きは冒険物の児童書ではあるが、世の因果応報や悪人の残虐さを細かく描いていて、読んでいて少し寒気がする時もあった。
キリスト教色が強いので、説教臭いと感じるかもしれない。(私は冒険の方に夢中だったので、ほとんど気になりませんでした)
大好きな本です。
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小さい時に読んでから大好き!特にこの本では子供たちが洋服ダンスから別の国に行ってしまうところがよくて、自分でも試してみた懐かしい思い出が…。
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地方の古い屋敷にやってきた4人きょうだいが、ある日大きな衣裳だんすに入ると、そこは雪の降りつもる別世界、ナルニア国だった。ナルニア国ものがたりシリーズ第1作。
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小学生の頃、相当熱中して読んだ「ナルニア国ものがたり」シリーズの第一作です。
実はあらすじ自体はさして覚えてなかったりするんですが、ポイントポイントですごく影響を受けています。私のクローゼットに対する憧れは、きっとこの本を読んでこそある物。あと、プリンもこのシリーズの影響だなあ・・・。
最近になって実写映画化されるという話を聞いたので、もう一度読んでみようかと思っています。
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ナルニア国全7冊の1冊目。洋服ダンスの奥は、雪の降り積もる別世界だった――。映画化も決定したファンタジーの決定版です。
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疎開してきた屋敷にあった洋服ダンスの中を抜けると、そこは一面雪に覆われた別世界・・・・もうこのつかみだけでわくわくします。
後に「ナルニア」物語の柱となっていくピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人兄弟は、魔女によって永遠に続く冬(ただし、クリスマスは決して来ない)に変えられたナルニアを救うために戦います。
想像の生き物フォーンや、お人よしのビーバー夫婦、意地悪な小人たち。それぞれがいきいきとしていて、まるで主人公たちと一緒に旅をしているようです。極めつけはナルニアの創造主アスラン。どこまでも深く優しくそして気高いまなざしを感じるかのライオンの正体は最終巻の巻末でわかります。
そして、主人公の4人兄弟がとてもいいキャラクター。巻ごとにさまざまな主役が登場するナルニアですが、この4人兄弟が1番自然に書かれている大好きなキャラクター。特に末っ子ルーシーはかわいすぎです。
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洋服ダンスをあけると、そこは雪国だった。
世界三大ファンタジーにして、リレーションドファンタジーの最高峰。
各巻を通じてナルニアという国の歴史を描く手法が面白い。
ビーバーさん夫妻や、ライオンのアスランがお気に入り。
映画化が楽しみです。