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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 1 (0件)
25 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ほしむー、みぃ~つけた!

2007/10/25 07:20

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:宇宙の三文文士 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 では、パンパン!(かしわ手?)
ねがいごとは、みっつまで?(何の話だよ!)あ、そうだ…三回となえるんだっけ(流れ星じゃないって)。
「ユメ」は、でっかく膨らまそう(なにを願ったのだろう…?)。
 よかったですねぇー。「しつりょーへーきじゅーたんばくげき」じゃなくて(意味わかってんのか?)。
育てて、食べられる。おいしい宇宙怪獣(食ぅのかよ!?)。
「よなき」「かんのむし」に負けるな!オトーサン、オカーサン。
近所めいわくも吹きとばせ!(なんだと!?)
え、食べるんじゃなくて、食べられちゃうのぉ?うぅそぉっ!やぁあだぁああああー…!(「山猫軒」か…?)
 さて、こちらが「コア作品」だそうです。
いろいろと細かい「伏線」がちりばめられております。
気にしないという人には何の気なしに飛び越えられるものがほとんどです。
しかし「全てのナゾには裏づけを!」という方々は、このほかに2~3冊ほど読む必要がありそうです。
 それほど長期間の話ではないんですけど、他の作品も読んで伏線全部をつなげてみると「スケール」は、ばかデカいです。
でも「壮大なスペースオデッセイ」ってなワケではなく、物語はあくまで日常的ミニマムスケールですよ。

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紙の本

おもしろいんですが…

2002/12/28 20:22

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめて読んだのは、もう何年も前になります。とにかくすごくおもしろかった、という覚えがあります。その後、読み返そうと思って本を探したのですが、誰かに貸してそのままなのか古本屋に売ってしまったのか、どうしてもみつからない。買いなおそうとは思ってはいたのですが、ついついそのまま、いつの間にか品切れ状態に…。読み返せないままでいました。
物語は、ある夜突然、星のようなキラキラ光るモノが降りそそいだ次の朝、世界中の人々の額に宝石のようなものが貼りついていた。日々大きくなっていくこのモノは、どうやら生きているらしい。「星虫」と名付けられたこのモノが引き起こす大騒動に、主人公の宇宙飛行士パイロットを目指す少女の恋愛と成長を絡めたSFです。
久しぶりに読み返してみても、やっぱりおもしろかったです。ただ、はじめて読んだときには感じなかったんですが(気付かなかった?)、恥ずかしくなるようなクサイ会話が多々あり、ちょっと気になりました。
もう一つ気に入らないこと。物語とは全然関係ないんですが、今回復刊された理由というのが、この『星虫』のアニメ化が決まったからとのこと。アニメ化するのも復刊するのも大歓迎なのですが、どんなおもしろい作品でも、品切れ状態の本はこんなことでもない限り復刊なんてされないのかな?と、なんか釈然としません。

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紙の本

この台詞にヤられるためだけに読んでもいい。

2004/12/17 18:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 SFには苦手意識を持っているので、最後まで読めるか不安でしたが、蓋を開けてみると、なんだか“懐かしい”のは時代のせいか(^^;)。なんせ主人公が、猫をかぶった女子高生、というあたりがなんとも(笑)。そんなクサイ設定にもかかわらず、これが不思議とのめり込んでしまうのです。

 宇宙に憧れ、将来はスペースシャトルの操縦士になる、という夢を幼いころから持ち続けている女子高生・氷室友美。けれど、いつの頃からかその夢を口に出して言うことはなかった。学校では優等生を演じる友美は、家に帰ると宇宙飛行士を目指すための訓練を行っている。そんな友美が夏休み最後の夜に見たものは、空から無数の星が降ってくる風景。しかしそれは、人間の額に吸着することで宿主の感覚を増幅させる宇宙生物で、友美はすっかり夢中になり…。

 物語の中盤ほどで、ヒーロー&ヒロインが確定、そこから核心へと向かっていきます。…いろいろと言いたいことはあるのですが(笑)、まあ、そういうことを置いておいても、読む者を惹きつけるものがやはりちゃんとあるのですね。人によって感じ方は違うのでしょうが、私にとってはやっぱり登場人物、ということになるでしょうか。もうね、とある人が言った、たったひと言にヤられちゃいました。

 「…俺、昔、絶対に死ぬわけないと思ってた人が死ぬの、見てますから」

 きゃー。こんな台詞にまいっちゃってる自分にびっくり(笑)。まだまだ私も捨てたもんじゃないわ、と(違)。

 物語全体を通してみると、とてつもなく大きなテーマを扱ってるんですよね。でも、裏を返すととても身近なものだったりしますが。そして、やっぱり“愛”を語ってるなあ、と。表紙がこんなで、ちょっと書店で買うのをためらいそうになりますが(笑)、でも、読んでみて損はないと思います。充分楽しませてくれますよ。


紫微の乱読部屋

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紙の本

ジュブナイル系SF

2001/06/12 08:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しおん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新潮社の第一回ファンタジーノベル大賞(大賞は酒見賢一氏の後宮小説)で最終選考まで残り、新潮社から出版されるがその後入手が困難になり、ファンの間から幻の名作と呼ばれていた作品。
 ソノラマ文庫で復活し、そのさい加筆・修正がなされているようです。
 この作品自体は謎で引っ張っていくタイプなので、あえて筋書きは書きません。
 主人公は委員長こと氷室友美・高校一年生。優等生でクラスの憧れの的の彼女だが、実は幼少のころから宇宙飛行士になるという夢をもっており、トレーニングを10年間欠かさず続けているという裏の姿をもつ。
(可愛い顔をして、握力なんか50キロで、走ると警官も追いつけない(^^;))
 ただ、彼女の願望充実の物語というより、表題の『星虫』と呼ばれる謎の物体を中心にして、環境問題が生じている地球、そしてその世界の中の日本という世界の動きに重点が置かれている。
 高校一年のクラスメートたちの友情を横糸に国連や日本政府の駆け引き、解き明かされていく星虫の謎。
 本来中心に据えている委員長のような優等主人公キャラは逆に読者の印象が薄くなってしまいがちだが、この作品の氷室友美は凛として強く、愛嬌があり、可愛いので、強く印象に残った。
 名作というのが頷ける作品でぜひ読んで頂きたいと思います。
 余談ですが、作中で登場する第五世代コンピュータというのは、もちろんICOTのそれがモデルでしょうし、寝太郎こと広樹君が作り出したというプロローグという言語は、ICOTで脚光を浴びた述語論理型言語『PROLOG』がモデルなのは確かでしょう。
 寄生や共生という概念。最近、エイリアン9のアニメを見たこともありますが、大原まり子さんのエイリアン刑事もありますし、古くは寄生樹など傑作が色々ありそうです。

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紙の本

夢は続く……

2001/02/02 08:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちゃぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 宇宙飛行士を夢見る氷室友美は高校生。いつかスペースシャトルのパイロットになる事を目指し、自主訓練に励む日々を送っていた。夏休みの最後の夜、友美は空からいく筋もの光が降ってくるという幻想的な光景を目にする。星虫と呼ばれるその光の一筋一筋は、人間の額に吸着して宿主の感覚を増幅させる能力を備える宇宙生物だった。人々はそんな星虫の存在に夢中になるが、やがて星虫が驚くべき変化を始めた時……
 本作品は第一回日本ファンタジーノベル大賞で最終選考まで残った作品のうちの一作である。ちなみにこの時の大賞には『後宮小説』が、優秀賞には『宇宙のみなもとの滝』がそれぞれ選ばれている。これらの作品をお読みになったことがある方ならわかるように、日本ファンタジーノベル大賞は非常にレベルの高い新人賞なのである。その最終選考まで残った! それだけで何か期待させられるものがあるではないか。
 『星虫』から『鵺姫真話』『イーシャの舟』と続く一連のシリーズのコンセプトは明解、『夢は諦めてはならない』である。これだけ聞けば、お寒い内容を想像してしまう人もいるだろう。だが、岩本隆雄だけは違うのだと言いたい。岩本隆雄はそこらの作家モドキとは違うのだ。
 本作は新潮文庫から1990年に出版されたが後に絶版となり入手不可能な状態が長らく続いていたが、ネットでのファンの地道な活動の成果か、2000年に朝日ソノラマから再刊され今こうして読む事ができる。本当に良い作品はやはり埋もれたままにはならないのだ。

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2004/09/30 01:51

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2004/10/18 10:04

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2004/11/07 00:48

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2005/03/17 16:36

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2005/12/23 13:52

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2006/01/16 19:26

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2006/02/11 02:29

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2006/08/01 20:14

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