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私写真論

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紙の本

2000/8/6朝刊

2000/10/21 00:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どれだけカメラが進歩しようとも、だれが撮っても同じ写真ができることはない。「どんな写真からも、裸形の“私”の在り方がなまなましく引き出されてしまう」のだ。そんな特性を最大限に生かし、“私”にこだわった表現を続けた写真家の活動に、「私写真」の可能性を探ったのが本書だ。
 文学の「私小説」に対応するように、自分や自分の身内にレンズを向ける「私写真」が日本で興隆してきたのは一九七〇年代。「こうでてくる顔、でてくる裸、でてくる私生活、でてくる風景が嘘っぱちじゃ、我慢できません」。荒木経惟は、自身の新婚旅行をドキュメントしたデビュー写真集の巻頭で既存の芸術写真をこう切って捨てた。荒木を含む四人の写真家たちが何を目指したのか、著者はその歩みを深く掘り下げていく。
 例えば、深瀬昌久の場合。有能なモデルとして妻を得たのをきっかけに「私写真」への傾斜を強めた後、家族を撮り、父の遺骨の頭がいを撮り、やがて、風景に自分の顔やからだの一部を強引に写しこむ、痛々しいまでの連作へとたどりついた。
 あらゆる事象を統御する「神の眼」を失った写真家が「拠って立つ足場は、絶えずぐらつく不安定なもの」。その不安はぶれやひずみとなって写し込まれる。こうした「私写真」の系譜を追うことは「手に負えない」自分を探究してやまない写真家の魂の軌跡をたどり、正面から向き合うことにほかならない。
 ジャンルと時間を超えて、「自己」を表現する業の深さを思い知らされる評論になった。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000

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2005/10/25 01:22

投稿元:ブクログ

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2008/04/11 23:02

投稿元:ブクログ

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