女帝エカテリーナ（中公文庫） 3巻セット みんなのレビュー

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投稿者：瑠　　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

女帝エカテリーナ、彼女は間違いなく、世界でもっとも幸運だった女性だ。田舎の貴族からロシア帝国の大公妃になり、ついで皇后となり、さいごには女帝の冠をその頭上にいただく。
才気にめぐまれ、その教養こそが彼女を女帝の座に導いたとも言える。
恋愛面も女帝としての権力を用い、さまざまな美男子との熱愛に身を投じた。
そのロシア帝国の偉大な女帝を、不朽の名作「ベルサイユのばら」を描いた池田理代子が円熟な筆をもって描き出す。
「ベルサイユのばら」と時代が重なることから、同作品のファンのかたにもおすすめしたい。