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YASUJI東京(ちくま文庫)

YASUJI東京 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.3

評価内訳

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13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

昔なつかしい「東京」に、たゆたう

2009/02/06 16:50

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 幕末の元治元年(1864年)、浅草に生まれ、明治二十二年(1889年)に25歳で亡くなった風景画家、井上安治(いのうえ やすじ)。彼と、師の小林清親(こばやし きよちか)の描いた東京の風景画を通して、百年以上も前だけれど、昔なつかしい等身大の東京が影絵の如く浮かび上がってくる連作短篇集『YASUJI東京』。
 岡本綺堂の「青蛙(せいあ)堂鬼談」(『影を踏まれた女』光文社文庫所収)の風情が漂う三つの小品「術(じゅつ)」「梅殿桜殿(うめどのさくらどの)」「白犬(しろいぬ)」と、江戸時代の幻術使い・霞鏡斎(かすみ きょうさい)が活躍する「鏡斎まいる」の三連作を取り上げた『単行本未収録集』。
 本文庫は大きく、以上の二つの章によって構成されています。

 表題作にもなった『YASUJI東京』の12の連作集が、変わりゆくなかに変わらずにある「東京」という街のたたずまい、なつかしい風情を感じさせてくれる、なんとも絶妙で味わい深い逸品。
 とりわけ、<安治の網膜に映った風景。たしかにこれは絵ではない。まして写真でもない。百年の時を貫き東京が見える。 ――窓だ。>と記された一頁にやられました。「なるほど。YASUJIの描いた東京は、窓かあ」と、はっ とし、そして、すとんと腑に落ちましたですね。

 妙になつかしく、奥ゆかしくて品のある・・・。そんな「東京」にたゆたうことができます。
 名品『百日紅』『百物語』があまりに素晴らしすぎるので目立たないけれど、杉浦日向子漫画のほっこり、ゆったりとした気分が満ちている一冊。うーん、いいっすねぇ。

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紙の本

明治の東京風景を思う

2018/06/18 17:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

以前どこかの美術館で井上安治と師の小林清親の版画を見たことがあり、
小さい画面だが灯りが映える東京の夜景が印象に残った。
明治の東京を描いた版画といえば錦絵風のものばかりと思っていので特にそう感じたのだろう。
しかし、作者の名前はすっかり忘れていた。

NHKの日曜美術館で安治の東京風景画が放送されて思い出した。
そこで本作も紹介されていたのだ。
平成の東京と安治の描いた明治の東京を対比させ、都会にかつて原野だった姿を見たりしながら、
YASUJIの東京に名も無き人の営みと抒情を感じる不思議な作品だ。

単行本未収録「術」「梅殿桜殿」「白犬」「鏡斎まいる」は表題作と少し雰囲気が違うが、
こちらの方が著者らしい作風なのかも。とっても惹かれるものがある。
杉浦さん初読みだが他の作品も読んでみたくなった。

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紙の本

江戸の風景、明治の風景

2015/12/26 13:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

そして、(大正が入りませんが)昭和の風景。もう失われたものを、残された数少ないものを手掛かりに追想する。切ないような、いとしいような。

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紙の本

明治の風景画家

2002/02/16 00:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表題作「YASUJI東京」は、杉浦日向子氏にしては珍しい現代漫画。主人公の女性が、明治時代に活躍し25歳で夭折した絵師・井上安治に思いを馳せるといった内容である。
 安治は東京の風景を描いた。彼は東京にどのような想いを抱いていたのか──。現代の東京のビル群を「お墓みたい」と言いながらも、町は生きているのだから変わるのは仕方が無いと言う主人公の科白は、恐らく作者自身のものだろう。杉浦氏が単なる懐古主義者ではないことを物語っている。
 他には単行本未収録のファンタジックな短編作品が、6篇収録されている。

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紙の本

明治期に若くして亡くなった風景画家・井上安治の東京を追う

2018/05/27 23:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

2018年再読。NHK日曜美術館で井上安治が取り上げられていた際に、この本の表題作からも引用されていて、「ああ、そう言えばこれ持ってたな」と思い出した。
明治期に東京の風景画を描いた、25歳という若くして亡くなった画家と、その師である小林清親のことを、昭和の若者がその跡を追うというマンガで、随所に安治の絵が織り込まれている。そんな不思議な雰囲気を漂わせるマンガだ。
実際の安治の絵はあまり知らない(テレビ番組の中で取り上げられたものは観たが)が、このマンガで安治のことやその作品について、「安治は目玉と手だけだ。思い入れがない。「意味」の介入を拒んでいるかのようだ」(p.43)、「清親は芸術家たらんと欲したが、安治はたぶん自分のことを画工だと思っていただろう」(p.85)とあり、興味引かれる。
一般に広く知られている画家ではないと思うが、今から30年以上も前に取り上げ、マンガにしてしまっていたという杉浦日向子に、改めて感心することしきりだ。

他、「単行本未収録集」として、3編の短編と、3作連作の中編が収められている。こちらは杉浦日向子らしい異界話などで、面白かった。

なんてこともっともらしく書いているが、これ10年以上前に1度読んでいるんだよなあ。すっかり忘れていたけれど、決して面白くなかったというわけではないのだが。

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2006/04/23 16:45

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2012/08/03 00:29

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2014/04/21 13:01

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2016/01/23 00:33

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2018/05/20 09:39

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2013/11/10 14:20

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2015/02/12 16:37

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2017/08/29 21:05

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