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「元よ、麦じゃ。きびしい冬に青い芽をだし、ふまれてふまれて強くまっすぐにのびて実をつける麦になるんじゃ。」
一度は読んだ方が良い戦争漫画。
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これこそまさに日本の負の遺産。
この中沢氏は、こう言う。
「あの本を見てくれれば、私が言いたいことは全て書かれている」
そういってあまり取材にもインタビューにも応じない。
目の前で肉親が焼かれようと、恋した人が放射能で死のうとも必死で生きていくゲン。
戦争の知らない世代の僕たちが戦争のリアルを教えてくれる本。
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原爆がもたらすおどろおどろしさがよくわかりすぎてしまう
だけれども、漫画よりももっと悲惨な有り様だったのだろう
続編は描かれるのであろうか。
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戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けます。登場人物のひたむきさにはただただ驚嘆…(泣)。
そして一方で、エンターテイメント作品としても名言が溢れているような気がする…。中沢さんの笑いのセンスが凄まじいです。
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・げんのお父さん、お母さん、お姉ちゃんが火で死んでしまったけれど、その後、お母さんがあらちゃんをうんだことがよかった。
・今では戦争というのは、話すら出てこなくなっています。これを読んで、世界では身近に起きていることとして、必ず知っておいてほしいです。マンガでありながら、戦争の残酷さが最も分かる本だと思います。
・この本をおすすめします。なぜなら命の大切さを知ることができたからです。
・広島でげんしばくだんがおちて、いっしゅんで人が死んだり家がこわれたりしました。あとからびょうきでしぬこともあります。
・戦争がどれだけくるしかったかをえがいたまんがです。8月6日ピカがおちてきてやけどや伝染病などがおこって、どれだけ戦争がくるしかったかわかってほしいです。
・戦争のこわさがわかったし、昔の人はとってもつらかったんだということがわかりました。戦争はおそろしいとわかりました。
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断片的な記憶は少年ジャンプ連載当時のものか…読んだつもりになっていて実はほとんどを読んでない「はだしのゲン」、全巻コンプリートで見つけたこともありこの機会にじっくりと読んでみようと思う。
その第1巻は暴力シーン満載に加えて差別的用語表現のオンパレード、あの時代の話とは言え今の教育者が児童の閲覧への懸念を抱くのも致し方なしの内容である。
ここでの真の読みどころはゲンが父母から受ける反戦、正義のスピリッツなのだが…
そんなことはお構いなしに広島に落ちた原爆、父姉弟を失ったゲンの運命やいかに
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学校の図書館に必ずあるマンガ。
アクが強くて衝撃を受けたことは覚えてる。
おそらく全巻は読んでない
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久しぶりに読む。独特なタッチが、自分の心を引っ掻き続けるようだ。ストーリーを読むというより、ゲンを通して当時の人間の有様を描いている。心の中にいるゲンをいじめる側の心持ちを忘れずにいることが大事だと思った。自ら先にしてはいけないということ。
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天皇や軍への批判、戦争の悲惨さを、これ程痛烈に描いた漫画が、少年ジャンプで連載されていたなんて!
図書館の棚にあったボロボロの本書は、今の子ども達に、どのように受け止められているのだろう。