紙の本
結末は決まっているそうだ
2023/09/03 17:02
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者曰く「頭の中では、もうストーリーは決まっています。」。オチが決まっている物語の登場人物には、なりたくない。
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前々巻あたりから急に様々な方向への展開、時代の要請に作者が応えたものか。
私は熱狂的ファンではないので別にどうということはないが、昔からのファンにとってこういった展開はいささか物足りないのでは?という気がする。
このマンガは良くも悪くも天才女優のみを描き切る作品だろうから。
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2015.9.5市立図書館
紫の影③
前評判盛り上がる中「忘れられた荒野」いよいよ開幕〜千秋楽、そして芸術祭の授賞式で狼少女ジェーンが大賞を得るまで。
速水真澄を思う鷹宮紫織、桜小路優を思う舞、それぞれがマヤを見つめる相手の姿の真意を図り悩みを深める。月影千草は紅天女の里から一時帰京、大アクシデントののち再び紅天女の里へ。そして紫のバラの人の正体は…ともりだくさん。
解説は富田靖子。姫川亜弓が好き、というのに大いに共感。
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『忘れられた荒野』編、完結。マヤの演技は相変わらず魅せるけれど、今回は黒沼先生や速水など、その他のキャラクターにスポットが当てられている印象がある。
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この辺から真澄さまがいいんだよなー、悔しいけど(笑)
お芝居を注目させるためにマヤをけしかけたり、台風の中たったひとりで舞台を見に来たり。
五日ごとに芝居をかえるっていうのもいいなあ。
確かに何回も通っちゃいそう。
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マヤの舞台を見るたびに苦悩を深めていく亜弓さん。闇落ちしないよねと心配。ああ自分は亜弓さんが好きなのだと自覚する。そしてついに紫のバラのひとが目の前に!いよいよ紅天女へ。