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どうにも散漫になりがちな士郎正宗作品の中でお気に入りの一冊。戦車隊を中心に描かれる近未来の警察の話だが、本筋と脇筋が同時進行し、微密につながっていたりする所は見事。話がいささか分かりにくいが、仕掛け絵本のようで僕は好きだ。続きが見たいが、まあ無理だろう。
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士郎正宗といえばサイバーパンク、という気がするが、本作はSF色が抑えられており、人間ドラマに力点が置かれている感がある。この辺が「マイルドビター」と評される所以だろうか。同じコマの中で複数のストーリーが同時並行的に進行していくのが面白い。
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士郎正宗さんの漫画は難しい――
というイメージがついているが、本作はお気楽タンク・ポリスアクション。
レオナは分隊長に昇格しており、設定は前作よりしっかりしている。
そこに、アンナプーマとユニプーマが戦車隊に配属されてくる!
もう話の出だしからドタバタの気配がプンプンしますな。
ストーリーも一巻を通して指名手配犯を追うというシンプルな物なので、『攻殻機動隊』や『アップルシード』みたいに読み手が混乱することもないと思います。
「士郎正宗入門書」とは言えませんが、「こんな士郎さんもいいよね!」と薦められる一冊です。
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なんで画像がないんだよォ〜。士郎正宗の作品はどれも好きですが、中でもいちばん好きなのが、この「ドミニオンC1」です。攻殻機動隊ほど格好良くなく、アップルシードほど明快なテーマもなく、ただタンクポリスが元気に頑張るだけですから、痛快で愉快です。アニメなら「ブラックマジックM-66」がナンバーワンですが、コミックはコレが一番です。
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細菌雲も設定どころか、世界観も変わって別世界の物語なのよね。
レオナの戦車ラブぶりはより明白になってるけど、ちょっと分別がついたのは大人になったから?
それでも初期の閉塞感が好きだったなー。