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全巻に続き、この巻でもまた、主要2名が続けて死を迎えます。
・張飛が、出兵準備中に部下に裏切られ、首を刎ねられて暗殺されます。
合戦上ではなく、自陣内で殺されるとは、あまりに悲しい最期。
今回も、深酒が原因で部下につらく当たり、恨みを買ったのが原因です。
酒が彼の命取りになってしまったのです。
その暗殺者は呉に下り、一人残された劉備は、魏と呉への報復合戦に命を燃やします。
蜀軍は呉を攻め、関羽と張飛の息子が、父の仇討を果たすことに。
二人とも父に負けないほどの強さを発揮し、劉備を感激させます。
・ただ、関羽・張飛の子供たちとともに、出陣して仇を討ちとる途中に、劉備が死を迎えます。
おそらくは、義兄弟2人を失った心労がたたってのことでしょう。
諸葛亮に後の国を託し、息を引き取ります。
ずっと劉備寄りで読んできたため、彼の死を迎えて、そこから先も話が続くのか、あまりピンとこないほどでした。
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本巻ではとうとう張飛のみならず劉備も逝去してしまう。これ以降、蜀は孔明を中心として動いていくのだろう。
本巻のあらすじは以下のとおり。
・曹丕、帝に退位を迫り皇帝となる。成都の漁師、川で玉璽を発見し劉備に献上、劉備もまた皇帝を名乗る。
・張飛、関羽の死を悼み酒に溺れ、部下の范キョウ、張達に暗殺される。
・呉進攻中の劉備のもとに張飛の嫡子:張苞、関羽の次男:関興が駆け付け、呉軍との戦いに加わり大活躍。呉軍は孫桓(孫権の甥)、朱然。
・蜀軍の黄忠、若い者には負けんと、呉に一泡吹かせようと潘璋に戦いを挑むも負傷して逝去。蜀と呉の戦いの中、甘寧逝去。
・関興、父の敵討ちのため潘璋を追い、民家にて討ち取る。以前蜀を裏切ったフ士仁と糜芳、兵士の裏切りを恐れて蜀に復帰を試みるが、劉備に本心を見透かされて関興に打ち首にされる。
・蜀の勢いに怖じ気付いた孫権、張飛の首を返すとともに裏切った范キョウ、張達を送り返し、張苞は二人を打ち首にする。劉備、孫権の和睦案は拒否。
・孫権、カン沢の薦めにより陸遜を大都督に任命、剣も授ける。古参の武将はそれに反発するも次第に信頼を得る。
・魏の曹丕、曹仁・曹休・曹真を呉に向けて出陣させる。
・陸遜、蜀の伸びきった陣を火攻めし、劉備をあと一歩まで追い詰めるも、孔明の策により趙雲が助け、劉備は白帝城に逃げ込む。
・陸遜、魚腹浦に妖気を感じ自身で偵察し、孔明の作らせた石積みを発見。迷路に焦るも、孔明の舅の友と名乗る老人から助けられる。陸遜、魏に備えるため蜀との戦いをやめて呉に引き上げる。
・曹丕、先に立った軍に援軍を送り、自らは呉の首都建業に近いジュ須に向かう。魏呉攻防戦が始まる。ジュ須城の朱桓、旗を隠し無人城に見せかけ魏軍に襲いかかる。他の魏軍も大敗、魏へ引き返す。
・白帝城の劉備、体調を崩し孔明に後を託し逝去。
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関羽に続き張飛、黄忠・・・
そして最後には劉備までも・・・
時代の流れとは、いままで物語を支えてきた者たちの死は悲しすぎる。
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魏王の位についた曹丕(そうひ)は、献帝に退位を強要します。献帝は拒否する術もなく、山陽公(さんようこう)という身分で寂しく都を去らざるを得なくなり、400年続いた漢の王朝は滅び去ります。蜀の孔明らは、献帝を廃した国賊曹丕を討たんとして、劉備を帝位につかせます。熱血漢の張飛は関羽の仇を討たんと挙兵を強行しようとしますが、配下の武将二人に寝首を搔かれ絶命してしまうのでした。関興(関羽の息子)と張苞(張飛の息子)の奮闘で快進撃する劉備でしたが、孔明不在での勇み足が大敗を期し、命の灯を消すこととなる運命でした。
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2022年5月19日 登録したのは2021年12月21日
3月4日に読み感想を今、遅れて書いた感じですww
孔明の頭の良さが張飛の死に気づいていていたかのように言っているのに驚いた。
息子たちの強さはさすが張飛、関羽の子の張苞、関興、関索だわー(笑)
劉備と張飛の死は多きいよなー 関羽も死んだし劉禅はもう雑魚だから大黒柱の孔明が死んだらもう蜀は無理だろな(笑)
姜維が親孝行だからそこを利用し家臣にするんだろなー
孟獲が出てくるまであと1〜3巻くらいになったわ結構もう司馬懿出てもおかしくなさそう。孔明は優秀すぎるんだろな〜
家臣に待ちたいランキング1位は絶対に孔明だわ(笑)
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三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。
なのでシリーズ通しての感想です。
横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。
また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。