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名作横山三国志の最終巻。孔明の死も名シーンが有名ですが、私は姜維が剣を石にぶつけるシーンもこっそり好きです。吉川版三国志をこの後に読むと「ああ!こんなシーンあったあった!」と懐かしい思いで一杯になります。(その逆も然り。吉川から読んでも、張飛のサイズってこんなだったのか!と思うらしいですBy友人談)是非吉川版三国志と一緒に読んでみてください。
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三国志の入門書としては最適かと思います…その入門書しか読んだことがないのはさておき(笑)
ちなみに魏・呉・蜀のどの国が好き?かと問われたら私は魏と答えます。
曹操が好きなもので…まぁ私自身無能なので全く使ってもらえないか、粛清されるかでしょうが(笑)
呉・蜀も好きなのですが…はよ魏に統一された方が良かったのでは?という思いもあって…
まぁ人それぞれかと。
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とうとう最終巻。
死期を悟った孔明は、延命の祈祷を行いますが、急ぐ魏延が祭壇を壊してしまったことで、そのまじないも無効となります。
そして、彼の死を暗示する巨星が落ちるのを、魏の陣地から見る司馬懿。
激務の末に、とうとう死を迎えた孔明。
過労死というのが泣かせます。
劉備に託された蜀を、主の死後、たった一人で守り抜いてきた軍師の忠誠心が胸に迫ります。
仲達も死に、仲達の子ども達はその後活躍しますが、孔明という比類なき軍師を失った蜀は、落ちるにまかせて亡びゆきます。
孔明の遺志を継いで、孤軍奮闘する姜維も、最後には敵の刃に倒れ、結局、劉備が目指した漢王朝の復興は実現されなかったというシビアな現実。
それどころか、三国の中で一番早くに滅亡してしまいました。
彼の息子である劉禅が、魏に降伏後、あっという間に適応してハッピーに暮らしているさまに、やりきれなさを感じます。
うねりくる長編大河物語の終焉です。
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2010.8月~9月 全30巻 再読(4回目くらい?)
旦那氏が読んでたので、ついつい一緒に読んでしまった。
歴史物にあまり興味がなかった私でも、かなり楽しく読める。
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ついに読んだぞ~!!全30巻。
という達成感と満足感でいっぱいです。長かったぁ。
よくやった、ワタシ。
三国志って、もともとは「三国志」と「三国志演義」の2種類なのですね。
そんなことも知らずに読みました。
文庫なので巻末に様々な職種の、作品に思い入れのある方々の解説などもあり、こちらで知った次第。
それらの解説たちも興味深く読ませていただきました。
でもこれって、いちおう蜀の劉備元徳が主役?のはずでしたが、いまいちカッコイイとも思えず・・・。
ただひたすら純粋にまっすぐだっただけ、という印象です。
しかも諸葛孔明が登場してからはまったく存在感がなくなりましたね。そういうもの?
脇の関羽、張飛のほうが見せ場がありましたけど。
長い歴史が描かれているだけあってものすごい数の登場人物でして、登場の間があくと誰だっけ?ということも。
一族で名前が似ていますし、絵的に見分けがつかなかったり。
その中でわたしが一番気に入ったのは黄忠ジイサマ。
年寄り扱いされるたびに負けん気を発揮して先陣をゆく黄忠に惹かれました。
それと映画になった「赤壁の戦い」。こういう戦だったんだぁ。
これ、映像になったのを見たくなりました。迫力すごそうですねぇ。
あと、気になっていた池上遼一さんの漫画と元の「三国志演義」との違い。
かなりアレンジされていますね。
それを踏まえて、これからの池上三国志をより楽しめそうです。
このころって、日本は卑弥呼のころですよね?中国大陸ではこんなことが起きていたのですか。
いまさらですけど世界史も面白いなぁ、と思いました。
人それぞれの読み方があると思いますが、人材の育成や国家の運営の難しさ、そして無常を感じました。
とにかく読んだことに満足です。
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あまたの英雄が交錯し、数限りない兵士が死んでいく中、次第に男たちの粒が小さくなり、人材が払底して、最もつまらない男が国を省みなくなって平然としている図で終わる。
日本でいう無常観とは違うテイストではあるけれども、この中国でしかありえない長大な物語を読み終えてなんともいえない空しさと人の世とはこのようなものかと思わせる。
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ついに読みきりました~!!!
とてもためになる?漫画でした。
ここで得たイメージをもとに、これまでの登場人物にアプローチしていきたいです。
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中国・三国志時代の攻防を、『蜀』視点で描いた長編マンガ。
魏・呉・蜀。のちに中国を三分割する三国の興隆から行く末までを描いた。
蜀を建国し初代皇帝となった劉備玄徳の登場から、桃園の誓いで義兄弟の盃を交わした関羽・張飛、三顧の礼をし迎え入れた諸葛亮孔明ほか、玄徳の息子をひとりで敵地から救い出した趙雲など、多くの人物を学ぶことができる。
先人たちの意志を引き継ぎ、国のためを思い、東奔西走する故人たちの活躍には感動を覚えた。現代の日本では感じることのできない愛国心や、自分を律する心を学べることができた。社会人になってからも読み直したい。星5つ。
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横山光輝三国志、ようやく読了。今まで何度か途中まで読んでは挫折していたが、昨年12月からのんびりのんびりと読み続け、今回は何とか最後までいけた。今後も時々読み返したい作品である。友人T氏の薦めもあるし、とりあえず次は北方三国志を読もうか。
本巻のあらすじは以下の通り。
・孔明、病に倒れる。孔明、北斗七星に七日祈ろうとするも、ラスト一日で魏延が魏軍攻撃の報を伝える時に粗相し中断。孔明、姜維に兵法を授ける。馬岱と楊儀に自分の死後魏延を討つよう命じる。
・孔明逝去。司馬懿率いる魏軍が総攻撃をかけるも、孔明の木像を見て逃げ、長安に引き上げる。
・楊儀と魏延が争う。魏延の家来となっていた馬岱が裏切り魏延を斬る。楊儀、新丞相となった蒋エンに嫉妬し魏に走ろうとし、官職を剥奪されて庶民に落とされ自害。
・魏の曹叡、孔明の死に安心して宮殿作りに力を入れ民力を損なう。
・遼東の公孫淵、魏に謀反を起こすも司馬懿に蹴散らされる。曹叡が逝去し8歳の曹芳が即位、司馬懿と曹爽(曹真の子)が補佐。曹爽、司馬懿を名誉職に祭り上げて実権を握り、曹一族で権力を固める。司馬懿、曹爽の使者に対し仮病を使い安心させる。曹爽、曹芳を誘って狩りに出た隙に宮廷を乗っ取る。曹爽一族は処刑。
・夏侯覇、これを不服として反乱を起こすも司馬懿の命を受けた郭淮に敗れ蜀に走る。姜維、これを機に北伐、二つの城を築きコウ安と李キンに守らせる。
・郭淮、その二城を囲み、川上を堰き止めて水路を断つ。蜀軍が干上がったところを郭淮が攻撃。姜維は牛頭山から雍州→長安に入ろうとするが、魏軍に見破られ苦戦、漢中に引き上げる。
・司馬懿、逝去。
・蜀では費イが降将:郭循に刺殺される。蜀の運命は姜維一人にかかる。司馬昭、魏軍を漢中に進撃させる。
・劉禅、宦官の黄コウに骨抜きにされ、援軍を送らず、魏軍は漢中を陥落させる。姜維、張翼、剣閣に向かいリョウ化と合流。剣閣で魏軍を防ぐも魏のトウガイに陰平の間道から入り込まれ、フ城、綿竹も落とされる。
・劉禅、第五子:劉シンに反対されるも魏に降伏。後日、蜀が恋しいかと聞かれ否定。
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魏の背後から迫っていた呉は敗れて呉に引き上げてしまう。
いかに辱められようと動かない司馬い仲達に孔明はいきずまってしまい、自らの命脈が尽きたことを悟り失意の中事後の策を授けて亡くなってしまう。
「死せる孔明生ける仲達を走らす。」死後も孔明の策により蜀は無事に引き上げることができるが、ほどなくして魏に攻め込まれ蜀は滅びてしまう。玄徳の子劉禅は魏に身を寄せてしまう。愚かな君主は玄徳・関羽・張飛・趙雲・馬超・黄忠・孔明達が作り上げた蜀を躊躇することなく消し去った。
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孔明の死と蜀の滅亡。
孔明亡き後、どんどん堕ちていく蜀が悲しくてどうしようもない。
魅力ある将たちの迫力ある無双シーン。
数々の計略には学ぶことも多い。
『三国志』というマンガを知るにはもってこいのマンガ。
ところで最後、呉はどうなった・・・?
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魏の国境に攻め入った呉は、甚大な損害を出して敢え無く引き揚げます。その報に接した孔明の落胆は激しく、夜空の星々を仰ぎ見て天命が尽きると悟ります。孔明は忠臣の姜維(きょうい)に自著の兵法24編を託し、54歳で没します(西暦234年8月)。魏延(ぎえん)の謀反を鎮圧した姜維率いる蜀軍は、司馬懿仲達亡き後の魏討伐を仕掛けますが、酒と色香に溺れる日々の蜀帝・劉禅(りゅうぜん)の成都は厭世気分が広まり、魏軍に降伏してしまいます。剣閣で抗戦中の姜維は勅命に従い魏軍に下り、ここに蜀は滅亡するのでした(西暦263年)。
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2022年5月25日
感想を書きます。よくままチョビ猫さんと似ている時間帯ですが30巻読み終わりその後に南蛮にいる孟獲がどうなったか気になります。
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終ってしまった…
晩年は、回想で劉備、関羽、張飛、趙雲がでてくる度に泣けてしまう
いまは亡き国の英雄たち
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三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。
なのでシリーズ通しての感想です。
横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。
また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。