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美しい。光と風が、ホンモノ以上に美しい。勿体なくて何も語りたくないほどです。赤いページの玩具カタログのような、「ルゥ・ドウ・ドオ」もかわいい!
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鳩山作品は全体に青いイメージです。
美少年が沢山登場します。
長野まゆみ作品の挿絵も描いてらっしゃいました。
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少年達の透明な物語。
切子の硝子・重曹・雲母・鉱石・真空管のランプ、そんなものに占められてる世界。
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小道具や世界観がしっかりしていて、別世界へと連れて行ってくれる作品。
絵が独特なので、人によっては受け付けないかもしれませんが、この絵柄だからこそ清涼感溢れる作品に仕上がっていると思う。
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青いインクで書き込む失われた青い少年達の時間。記憶。音。玩具。掌の中の真綿と花が夢の終わりを告げる。最後の頁にイニシャルを刻めば私のコレクション。
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はじめて読んだ鳩山郁子さんの作品。
長野まゆみさんの天球儀文庫シリーズの挿絵も描かれていて、その時から鳩山郁子さんの描かれる少年には魅了されっぱなしです。
モノクロの画にアクセントとして所々に挿す青色が美しい。そんな冒頭から始まり、背景や些細な指先の動作や表情の変化も繊細に描かれていて、思わず力を入れると薄いガラスのように割れてしまいそうな雰囲気の漫画が三作収録されています。漢字に振られた片仮名のルビや、手書きの英語(仏語?)もとってもオシャレ。
途中に挟まれている赤インクで印刷された外国からの輸入雑貨、子供達の間で流行った玩具、独楽(コマ)など十五個の小物が四コマ漫画と共に紹介されているページも面白かったです。
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たまらないものがあるね。日本のマンガ文化って偉大だ。作者の美意識が作品からビンビン伝わってきます。浸りたい世界観。
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ひとはこ古本市で購入。20年以上前、初期の長野まゆみ作品の硬質な文章に心酔し、なんと、ファンクラブにまで入っていました。
当時の作品の挿画だけでなく、ファンクラブのみで販売されていたマグカップなどにも使われていたのが、鳩山郁子さんのイラストでした。
長野まゆみがBLにはしってしまってからはずっと遠ざかっていましたが、まさか、漫画を出されていたとは!
硬質なイメージはそのままに、BLではなく、文学的な雰囲気。出会えてよかった。読めてよかった。