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紙の本
刊行時帯コピー「戦国の世にあえて非戦・兼愛を唱えた墨家集団!注目の新展開!!」
2005/09/11 11:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバー絵からして女性です。しかも蝶を背景にして妖しい雰囲気です。
読み始めると、巻頭から女性です。もちろん森秀樹が描く女性ですが、蝶をあやつる妖しい女性です。
話を先取りしてしまうと、この第4巻から先は女性がポイントになります。そして、それと関係しているのかどうかわかりませんが、前巻まで原作と作画の間にクレジットされていて「脚本・久保田千太郎」が消えています。前巻まででも原作とは異なる展開をしていましたが、この第4巻からは「原作・酒見賢一」となって『墨攻』とタイトルされてはいますが、原作の小説とは関係ない話になり、革離はますます私のイメージする墨家ではなくなってしまいます。ともかく熱いんだ、ここからの革離は。
ストーリーは、革離が墨者の里・大禹廳に帰るところから始まります。幼馴染の司路に再開したり、幽閉された後脱出したり、とりあえず逃れた(?)先で後の仲間となる雲荊、蘭鋳と出会います。
ストーリー自体は次に続く物語のプロローグといった趣ですが、絵には目を見張るものがあります。集団発生して飛びまわり、作物などを荒らしていく飛蝗の描写と、この飛蝗を叩き潰した人たちが粘液まみれになるところは、気色悪くてすごいです。悪趣味にならないギリギリのところで踏みとどまっている描写は、それこそマンガだからできたことかもしれません。
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