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紙の本
編集者のオススメコメント
2000/09/29 11:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:綱美恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯にありますように、「あの子とおらんほうがええで」という噂から始まります。
噂はどんどん広がり、止まるところ知らず状態に…。
はたして、理不尽な噂を断つことはできるのか。
といったテーマです。
ともすれば鬱陶しい重いテーマですが、デザイン処理で成功していると思います。
表紙の顔、絵はこの顔ばっかりです。
はじめは、なんでおんなじ顔ばっかりなん? と気持ち悪ささえ感じるのですが、ページを繰っていくと、これは同じ顔で良いんだと納得させるものがあります。
不思議なインパクトがあり、何人かの人に見てもらいましたが、皆さん、目が張り付くようです。
小学校の先生にも複数見てもらいました。最後の子はあんたやで、さあ、あんたやったらなんて言う?という使い方もできるとのこと。
5才〜大人を対象にしましたが、共感するのはたぶん小学校高学年〜若い人では? と考えています。学校で使ってもらえるか、若い人が面白がってくれそうだなと考えています。
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紙の本
差別の心さりげなく批判
2002/07/08 15:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の顔ばかり描かれた絵本です。
表紙からして、なかなかインパクトがあります。
クラスのみんなが噂話をします。
仲間はずれの始まりみたいな感じの噂です。
「あの子と いっしょにおったら あかんねんてー。」
だれからともなく回る噂で、簡単に仲間はずれは起こってしまうので恐いです。
でも、これ、ただの仲間はずれの話かと思っていましたが、発行が(株)解放出版社ということは、同和教育関係ということですよね。
仲間はずれの文句にしては、「いっしょにおったら あかんねんて」ってへんな感じとは思いましたが、これが、差別から来ている言葉なら納得です。
私は小学校のころ、同和教育に力をいれている学校に学びましたが、その頃、同和教育関係の物語や映画など、たくさん見ました。
この作品のようにインパクトがありながら、さりげなく、大切なことを述べている作品などは残念ながら、なかったように思います。
さりげない中に、差別の心を持たない子供が増えてくれればという思いを、しっかりと感じる作品です。
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