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紙の本

インターネット時代の情報倫理とは何か。様々な問題を概観し解決策を探る。文理双方の専門家が執筆

2000/12/28 12:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉野 智之 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 情報化時代の中,その功罪が論じられている。インターネットが普及するに伴い,従来では考えられなかった問題も出てきている。情報にアクセスが可能となり,居ながらにして,最先端の情報に接することが出来る反面,個人の誹謗中傷がネット上で飛び交い,被害を受けている人もいる。さらには,老若男女,電子メールを利用する状況にあって,近年ではEメール爆弾が問題視されている。このように,情報化による光と影が浮き彫りになる中,情報倫理に焦点を当てた書籍が何冊か刊行されている。
 ここで取り上げる本書は,メディア論,広告論,経済学,法学,哲学,情報工学などの文理双方の研究者により,多角的に論じられている。ネット上で生じる様々な問題を分析し,さらに方策を探るあたり,極めて実用的な内容が含まれている。したがって,主な読者は企業人,研究者,学生であるが,情報関連に興味のある一般の人が読んでも,理解出来るように書かれている。
 インターネット時代をキーワードに,10名の専門家によって執筆された本書はプロローグとエピローグを含め,4部構成。大きなテーマとして,コミュニケーション,情報犯罪,法律問題,哲学と倫理を掲げる。技術的な解説というよりは寧ろ,インターネットがもたらす社会的な影響を論じる。問題の所在を捉えたうえで,今後の対策を考察する。プロローグでインターネット時代が到来するに至った経緯を眺め,社会的なインパクトが大きい点を記す。
 第1部ではまず,企業や個人によるホームページ作成が増加したことを受け,表現の自由といった法律的な問題点を分析。ただし,法的な整備が遅れ,対応が後手に回ることが多い。ここでは表現の自由と社会的責任,広告表現,企業活動への影響を論じる。第2部は有害情報の発生,ネット攻撃,情報セキュリティー技術に言及。第3部で法的整備の在り方,知的財産権などを,第4部は利用者のモラル,プライバシーの問題など,哲学的な問題に触れ,エピローグで今後の課題を再考。巻末に示された文献も参考になる。
(C) ブッククレビュー社 2000

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