紙の本
これからは、あたし、ひとりでへいきだよ
2000/10/20 16:02
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投稿者:MIYO - この投稿者のレビュー一覧を見る
肢体不自由の女の子 ちえちゃん
近所の小学校に入学した頃はひとりで立てなくて、母親もずっと一緒に三年生まで学校に通ってた。
六年になって、ひとりぼっちになったみたいで、学校なんかいきたくないと思ったけれど、話し合って、クラスのみんなにささえられていることがわかる。
「自分がやれることがふえるように、できるだけ自分でやってみよう」という気持ちになり、卒業式をむかえる。
母親からの巣立ちのときでもある。
クラスみんなとのふれあいとちえちゃんの心の成長を描いた心温まる写真絵本。
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肢体不自由の少女の心の旅立ちを描く写真絵本。小学生の女の子の日常と卒業までのノンフィクションなので、3歳だった息子には早いかな?と思いましたが、気に入って何度も読まされました。
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(この本を含め、下記の関連本について書評いたします)
Barrier Free しょうがいってなあに?(他)星川ひろ子の写真絵本シリーズ
星川ひろ子(写真・文)/小学館
写真絵本。障害は病気ではなく持ち味。ダウン症の男の子と同じ保育園に通う年上の女の子のふれあいが綴られている「となりのしげちゃん」。脳性麻痺の保育園の先生と園児達の毎日を綴った「ぼくたちのコンニャク先生」。極小未熟児で生まれ肢体不自由な女の子の小学校6年間を追っ
た「ちえちゃんの卒業式」。耳の不自由な小学5年生の女の子と海外へ行ってしまった親友とのエアメール題材とした「ゆいちゃんのエアメール」。子ども達は,いわゆる「障害」を障害(バリア)とせず,ごく普通に自然に人として関わっている。障害を持っているのは変にバリアを意識してしまう大人たちでは。(及川)
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小学校を卒業するちえちゃん。生まれた時から小さく、足には補助具をつけて歩く。自転車は三輪の特注。
学校では、学年が上がってくると、身体のことをからかわれたり、今まで仲良くしてた友達とも距離が出来てしまう。
ひとりぼっちになっちゃった気持ちで泣いていたら、介助の先生が気がついて、クラスのみんなでちえちゃんの事を話す時間をとってくれた。
みんなの気持ちを聞けて、ちえちゃんも自分の気持ちを話して、新たに、頑張っていろいろ挑戦する事にしたちえちゃん。
写真のドキュメンタリー絵本。
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早産で生まれたちえちゃんは、体が小さく右手と足に障害がある。
お母さんの、たっての望みで、普通の小学校に通う。
低学年の時はお母さん同伴の登校だったが、中学年からは自分一人で通う。
高学年になり、友達関係で悩み、クラスで話し合うことで、みんなの考え、ちえちゃんの思いをもう一度確認し合う。
そうして迎えた卒業式、
万感の思いを胸に巣立っていくちえちゃん、見守るお母さんの思い・・・
歩行具を着けて歩く千恵ちゃんや学校で過ごす様子など、写真で構成された絵本です。
ちえちゃんの飛び切りの笑顔がまぶしいです。
平成30年2がつ
6年1組・2組
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ちえちゃんとお母さんの会話に心が温まる。生まれてからのお母さんの寄り添い、お母さんも知らなかった ちえちゃんの苦しみ、喜びがストレートに伝わってきました。