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ガンバとカワウソの冒険 新版 みんなのレビュー

文庫 第21回野間児童文芸賞 受賞作品

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みんなのレビュー20件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
20 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

三部作の完結篇、でも本当に考えるのは読み終わってからです。

2005/07/05 17:48

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメにもなったドブネズミのガンバと仲間たち。
時系列的には、白イタチのノロイとの戦い(冒険者たち)、
クマネズミとドブネズミとの戦争、シマリスのグリックとの
出会い(グリックの冒険)を経て物語が始まります。

グリックの冬眠を見届けてガンバが住処の台所の床下に戻ってきました。
時は早春。
海外で春を楽しむ予定でしたが出航まで少し間があります。
住処でゆっくり休もうと思っていたガンバですが、仲間たちが訪れました。
仲間であるシジンの恋人ナギサが「四の島」で行方不明になっているというのです。
長旅の腕慣らしを兼ねて気楽に協力することにしたガンバだったのですが、、、。

実はナギサは「四の島」で何かに出会い帰れなくなっていたのでした。
彼女は何に出会ったのでしょう?
なぜ帰って来れないのでしょう?
現在はどこにいるのでしょう?
気軽に始めた人探しですが具体的な手がかりも無く、途方にくれてしまうガンバたち、、、。
ヒントは「なんじドウドウ鳥を見しや?」「川のほとり、静かな場所」という言葉だけ。
藁をも掴む気持ちで大きな川をさかのぼるガンバたち。
そして彼らも何かに出会い旅の目的は大きく変わっていく。
伝説の川「豊かな流れ」を目指して、、、。

要は絶滅しかけているカワウソをガンバたちが助けようとする話ですが、
種として滅びかけている一族をどう救おうというのでしょう?
見た目は地味な展開です。
イタチやクマネズミと違い圧倒的に力の差のある敵。
野犬、人間、環境などなど、、、。
微力な小動物たちは逃げることしかできません。
対策も方法も見付からず、希望も無く追い詰められていくカワウソとガンバたち、、、。

児童向けではありながら大人にこそ読んで欲しい作品です。
所詮は他人のカワウソの事ですからガンバたちでは解決のできない問題です。
こんな時にどう立ち向かうのか?
見捨てて逃げ出した所で誰も責められません。
利害関係も何も無い赤の他人事なのですから、、、。
心が折れそうになりながらはげまし合い支え合って旅を続けるカワウソとネズミたち。
そこに人間性を見る思いがします。
あくまでドブネズミたちの物語ですが、、、(笑

世間には「大人になりなさいよ」という人がいます。
しかし、自分だけを大事に考えて他人を見捨てることが本当の大人の態度なのでしょうか?
少なくとも私はそんな大人になりたくありません。
本作を含む三部作を読んだ子供たちが、
「本当の大人って何だろう?」と考えてくれますように、、、。

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紙の本

冒険者たちのその後

2002/02/28 19:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 音信不通のシジンの恋人ナギサさんの消息を追って、四の島に渡ったガンバ達は、そこで絶滅したとされるカワウソ達に出会う。野犬や人間の手によって滅びようとしている彼らを、まだ生き残りの仲間たちが生息しているかもしれない伝説の川「豊かな流れ」に導こうと決意するが、それは長く厳しい旅のはじまりだった。

 冒険者たちの続編。知恵と勇気を駆使してイタチ達と戦った前作と比べると、今回は冒険モノとしての面白さは半減しているように感じられた。中盤から終盤にかけてカワウソを伴っての逃避行の繰り返し。それがやや単調で重苦しい部分があった。前作はいきいきと活躍していたネズミ達も今回は黒子に徹しているようでさほど目立たない。力作だとは思うが、個人的にはガンバ達の奮闘記、といった前作の方がより楽しめた。薮内正幸氏の手による挿し絵は素晴らしいの一言。物語自体とは関係ないが作者の「あとがき」にもドラマあり。

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2005/05/05 22:34

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2005/10/31 01:45

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2005/11/17 18:59

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2006/11/08 13:49

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2007/05/09 18:45

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2007/12/24 23:59

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2009/06/17 22:58

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2009/09/29 15:16

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2010/04/29 23:41

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2010/09/10 07:01

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2010/10/27 12:49

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2011/01/19 14:30

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2011/07/29 12:51

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