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「のはら めぐみ」「こえだ かくたろう」、そんな野原の住人の声を詩にして集めた様な、楽しいけれどもそれだけではない、大人の心にも響く詩集です。
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何かに成り代わって詩を詠む。
それは自由な発想のようだけど、実際どうなんだろうか。
その存在の典型的なイメージに縛られている気もしてきた。
何かに成り代わって詩を詠むことは、自分のイメージに枠をつけていることになるのかもしれない。
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今回は野原の仲間だけではなく、海の友達の作品も収録。
“……そう、「のはら」って うみにも そらにも いや うちゅうにも わたしたちの こころのなかにも あるんじゃないかしら。”
野原って、壮大じゃないし荘厳でもない。
ほどほどっていうか、身の丈っていうか、ようするに、ほうっと心を解放できる場所ってことなのかしら。
“ぷるぷる・ぷにぷに こねこまりこ
ひげのさきが ぷるぷるしたら
あしのさきまで ぷるぷるします
そうです さんぽの あいずです
わたしは あくびをひとつして
あしのうらの
はなびらもようの はんこを
ぷにぷに おして あるきます
ぷるぷる したら
ぷにぷに あるく
これが わたしの
たのしみです”
人間の足の裏に花びら模様のはんこがないのが、つくづく残念。
ぷにぷに押して歩いてみたい。
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「あめふりぼっこ」
「ひなたぼっこ」
海も山も、のはらで繰り広げられるお祭り感が満載。
「カタヅケのうた」
「なつまつり」
のはらでどうぶつたちがポーズを取ったり、踊ったり、
好奇心をわくわくさせながら歌っているのを創造して、
ほっこりする。