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紙の本
2001/1/14朝刊
2001/01/31 18:17
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
青森県出身の著者が、1990年代のほぼ10年間をかけて故郷の風土と人々を撮り続けた。雪道を練り歩く村祭りの一行や、浜辺で大ダコを軽々と持ち上げて立つ老女、港の片隅で朽ち果てた船、切り倒した木々を背にした木こりや長い竹ざおを手にした昆布採取の男など、様々な被写体がモノクロ画面に収められている。
著者は20歳のころ、地元の工業大学を中退し、いったん故郷を離れて上京した。森山大道氏らのもとで写真家として試行錯誤をした末、結局は自らが生まれた土地をライフワークとするに至ったという。故郷の風土と生活へのこだわりが濃密に感じられる写真の数々が、強いリアリティーをもって迫ってくる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000
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