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古代メソポタミアの神々について、書いた本はこのほかに日本語ではあるのかというようなマイナーな本ではあるが、シュメール人などの時代に沿って、王様が神になった例、豊饒神などのことも含めて、図版や写真なども含めて解説している。
ただ、本を読む前にオリエント史は簡単に頭に入れておかないと、慣れない言葉に振り回されると思う。
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古代メソポタミアの死後世界観はシビアだなと思いました。とりあえず人間は死ぬ(例外はただ1人ウトナピシュティムだけ)。そして神様だって死ぬ。死んだらおしまいで輪廻転生はない。
その代わりというか、天国も地獄もない。死は本当に無慈悲なほどに平等に人間に降りかかる。どんな良い人も、どんな悪人も、平等にみーんな「冥界」行き。だからこそ一度しかない生を思いっきり生きようぜ!――って書いてあったのは他の本ですが。
夢は見ない。でも未知の死は怖いからってことで冥界はある。あるけど、それだけ。地に足ついた価値観だなーと思いました。
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シュメール神話上の神にフォーカスを当て、たくさんの図説と写真にて解説をしてくれる一冊。
とにかく写真が豊富で、写真をパラパラと見るだけでもおもしろい。古代の美術に興味がある方にもオススメ。
巻末には神々の一覧があり、簡単に調べられるようになっている。