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紙の本
本因坊算砂から1940年代までの名局50局の棋譜と解説
2002/05/19 21:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「絵画や音楽を楽しむように名局を鑑賞できないものか,との意図で」本書を作ったとのこと。そして,囲碁の古典から現代までの名局100局を選び出し,上下二巻に掲載した。その百局を選ぶ基準としては「囲碁史を語る上で欠かせず,しかも多少の悪手はあっても,それを補ってあまりある内容の碁」としている。
400年も前から営々として打たれ,記録されてきた碁。その歴史の重みを感じるととともに,その面白さを再認識させられる。一局の説明は6〜8ページでちょうどいい長さ。私は,週に1局か2局を並べ,ちょうど1年かかって読み(並べ)終わった。今はまだ,すべての碁のすごさが分かるほどの力もないが,それでも,面白いと感じるものはいくつかある。何度も何度も並べてみれば,それだけできっと力がつくし,また,それぞれの碁の素晴らしさを深く感じることができるのであろう。
名局のベストテンや,ベスト100など,もっと多く,このような試みがあっても面白いと思うがどうなのだろうか。いずれにしても,高木の初の試みには敬意を表したい。
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