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スティーブ・ジョブズの再臨 世界を求めた男の失脚,挫折,そして復活 みんなのレビュー

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紙の本

創業者の座を追われ,再び返り咲いたAppleの総帥,SteveJobsの表と裏

2001/04/17 18:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:林 伸夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「事実は小説より奇なり」。
 言い古された言葉だが,この言葉は,この本にこそふさわしい。
 だれもが使えるコンピューターを作るのだと,Steve Jobsが1977年,友人である天才Steve Wazniacとともにガレージで細々と始めた会社,米Apple Computer社はその後,急速な成長を遂げた。それは当時のビジネス市場最速の成長だった。米Fortune誌の企業番付の常連となり,6年後(1982年)には年間売上高10億ドルの会社となった。
 売上高からみれば,アップルはその後も順調に成長。95年には110億ドルを売り上げるまでになった。しかし,内実はすさまじい。初代主力製品Apple][のあと,現在もAppleの主力製品として存続しているMacintoshの開発を陣頭指揮したSteve Jobsは改善しないマックの売り上げの責任を追及され,1985年には,自ら会社に呼び込んだJohn Sculleyに追放されたのだった。
 本書は,その後のSteveを克明に追う。これまで,追放されたSteveが瀕死のApple社に復帰し,蘇生させるまでの物語はすでにいくつか刊行されている(注)が,どん底のビジネスの中で苦吟するSteveの私生活にまで踏み込み,暴露した書物はなかった。
 Appleを去ったあとSteveは手元にあった1億ドルを資金に,新会社NeXT社を興し,コンピューターグラフィックス専業のPixarを買い取る。しかし,どちらもどん底のビジネス,Steveの資産がまさに底をつきかかったとき,すべてを救ったのはPixarが制作した全編コンピューター・グラフィックスによるアニメーション映画「Toy Story」〔1995年制作)だった。
 ここでのSteveはいかに理不尽なアイデアであろうとも相手を威嚇(いかく)し,なだめ,説得してしまう「バッド・Steve」と,だれも思いつかないような天才的発想を現実のものとする「グッド・Steve」の両面から描き出される。
 インタビューした関係者,約100人。Steveと一緒に仕事をした仲間,部下,そして,生活をともにした恋人たちとその子供たち。Steveは私生活を公にされるのを,ことのほか嫌い,この本のために筆者のAlan Deutschmanのインタビューを受けることはなかった。出版差し止めにさまざまな手だてを講じたといわれるこの本に書かれた「事実」は本当に真実なのか?
 その答えはSteve Jobs本人だけが知る。
 注)「アップル」(早川書房,1998年9月,ISBN=4-15-208190-2),「アップル・コンフィデンシャル」(アスキー,2000年1月,ISBN=4-7561-3302-9)など。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本

3月27日今日のおすすめ

2001/04/17 17:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1997年にアップル社の暫定CEOとして劇的な復活を遂げるまで、パーソナル・コンピュータ業界の寵児スティーブ・ジョブズはどこで何をしていたのか? 彼の親友、知人、そして会社の人間たちが初めて明かした空白の十数年間の真実。

【内容紹介】

米Apple社の伝説的な創立者スティーブ・ジョブズが、1985年にApple社を追われてから、1997年Apple社へ劇的な復帰を果たし、iMacの大ヒットなどでAppleを再生させるまでを描く。友人や仕事仲間、そしてライバルなど、スティーブ・ジョブズと関わった多くの人への膨大なインタビュー・取材をもとに、スティーブ・ジョブスの真の姿に迫る。翻訳は、Mac業界で抜群の知名度を誇る大谷和利氏。

【本文より】

 スティーブ・ジョブズはシリコンバレーのエッセンスであり、その良いところも悪いところも、すべてを内包した男である。彼は、貪欲であると同時に、裕福であることに対して愛憎半ばする感情を抱く。また、洗練されたエリートでありながら、大衆に愛されることを何よりも強く欲している。そして、世界を変える努力をする一方で、コンピュータを砂糖水か何かのように販売する。

 スティーブは、テクノロジーを極限まで進化させたいという欲望と、テクノロジーよりも製品イメージと広告に頼らなくてはならないブランド作りの間で揺れ動いている。彼は支配欲が強いエゴイストだが、その素晴らしい資産と成功は、他人の創造的な力をサポートすることによって生み出された。

 スティーブは、どん底にいるときには謙虚に振る舞い、頂点にいるときには恐ろしい暴君となる。同じ人間から愛されもし、嫌われもする。彼には、おべっか使いの信奉者と、辛辣な批評家がいつも付いて回る。

 彼を知る人間、あるいは彼と働いたことのある者は、スティーブが明暗と矛盾に満ちた人物だと言う。バッド・スティーブは、忌まわしい。しかし、グッド・スティーブは、彼らが知る中で、もっとも創造力に富み、人を鼓舞し、カリスマ性のある人物なのだ。矛盾するようだが、失敗は彼を謙虚にし、成功は彼に誇大妄想を呼び起こす。だが、2人のスティーブは切り離しては存在できない。彼らは、1人の心と精神の中に宿り、そのどちらもが、多かれ少なかれ彼の成功と失敗に関わっている。

 過去30年間を振り返ると、時は流れ、文化は移ろいだが、数年ごとに時代と寄り添っては離れることを繰り返したスティーブ自身は、ほとんどその本質を変えることがなかった。そして、新しい世紀を迎えた今、両者は完璧なハーモニーの中に居るのである。

【目次】

1. ネクスト
2. ピクサー
3. クライシス
4. カムバック
5. アップル
6. スティーブという存在

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2005/11/27 21:38

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2006/02/07 21:43

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2007/07/04 18:08

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2011/02/20 12:56

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2012/01/24 09:56

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2011/10/13 00:00

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