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きみはペット(講談社コミックスKiss) 14巻セット みんなのレビュー

  • 小川彌生 著
  • 税込価格:6,60760pt
  • 出版社:講談社
  • 発売日不明
  • 発送可能日:購入できません
  • 商品タイプ:セット商品

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みんなのレビュー4件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (4件)
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  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

ドラマより、マンガの方が面白い!

2004/07/12 22:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:RIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る

女の癒されマンガと私は位置づけているけれども、男友達に話したら女のエロマンガといわれた。
主人公は、新聞社に勤める高身長、高学歴、スタイルもモデル並というスーパーエリート、スミレちゃん。しかし優等生であろうとする心が感情を縛っているため、他人と打ち解けることが苦手で、彼氏にも敬語しか使えないというやっかいな性格。そんな彼女がある日、ダンボールに入った男の子を拾い、モモと名づけてペットとして一緒に住み始めるのだが…。

二人の間に肉体関係はない。スミレちゃんは超エリートの彼ではなくてモモの方に心を開きながらもそれが恋愛感情ではないと思っている。モモはあくまでもペット。恋愛の相手は学生時代の憧れの人、蓮実先輩だ。
モモはそんなスミレちゃんを誰よりも理解していて、スミレちゃんを襲うでもなく責めるでもなく、落ち込んだ時は慰めてくれ、淋しい時に添い寝をしてくれたりするわけです。

今、女が必要としているものは「癒し」だとか言われてずいぶん経つけど、まさにそういう感じかもしれない。「癒し」が必要な女は無理をしてるし、無理してることを当たり前だと思ってるし、無理しないと社会ではやっていけないと思っている。エリートのスミレちゃんのように。そうやって無理しながら、ありのままを受け入れてくれる王子様はどこかにいないかしら、と待っている。その王子様は自分よりもレベルの高い(高収入、高身長で自分に対して劣等感を抱かない)、ときめくような相手だと信じてる。

ただ添い寝をしてくれる男の子と暮らすこと、完璧な恋愛をすること。スミレちゃんはその2つのシチュエーションで揺れ動きます。
このふたつの願望は女の子の永遠の夢でしょうか。甘えでしょうか?

同じような願望を持つ人は、きっとたくさんいると思う。けっこうしっかり者で、ちゃんと働いている女性の人。そんな人にこそ、「きみはペット」を読んでスミレちゃんといっしょにペットのいる生活を味わってみてほしいです。ドラマ化されたこともあるけど、マンガの方が断然面白いから!

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紙の本

全巻まとめて感想。

2015/08/31 19:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アイ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小川さんの作品。
ドラマ化しましたが、ドラマは見ていなかったので漫画が初めてです。
とてもリアルなお話で、共感できました。
そんなに強くはない。けれど、他人に上手く甘えられない。甘えるぐらいなら自分で何とかする。だからモラトリアムな世界でずっと生きたい。
そんなのは無理だけれど、モモみたいな理解者が一人いるといいなと思いました。

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紙の本

「愛玩動物(ペット)」を愛してはいけない…?

2004/01/14 18:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KBN1215 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あなたの家の…あるいは、あなたの理想のペットはなんだろう。
 この物語の主人公、スミレのペット「モモ」は、20歳の人間のオスである。

 彼らは、あくまで「御主人さまとペット」のスタンスで同居している。これは、明確に言葉通りの意味でしかなく、「モモ」は気ままに遊び暮すペットであり、スミレはペットとして、彼を養い世話する。自立した女性と、可愛い愛玩犬。彼らの関係は、それだけ。
 スミレは、やや冷たい印象ながら皆が認める美女で、仕事には否の付け所もない。だが人間関係…友人も、恋愛も、上手くいかない。語学堪能でスポーツ(何故か格闘技なのが著者らしいが)も万能な割に、人との関わり合いは気が遠くなる程の不器用さ。
 その不器用なプライベートを、たった1人の女友達だけが支えており、スミレが万能で強い女ではなく、要領の悪さと心の弱さを背負っているのを知っている。
 彼女は決して「自分より劣る」他人を見下してはいない。壁を作っているつもりもないのに、他人はスミレの周囲に高く厚い壁を見ている。あんなに美人で仕事の出来る人は、きっと自分たちとは話も合わない…そんな風に。
 そこに表れたのが「モモ」。小柄な美少年で、異様に明るくて人懐っこい。ダンボール詰めで捨てられていたという状況は、彼の振る舞いを見ていると事件ではなく、ちょっとした「捨て犬」との遭遇と錯覚してしまう。
 居座ってしまったら迷惑、と「ペットとしてなら飼っても良い」というスミレの断りの言葉通りに、少年はペットとなった。御主人さまの帰りにシッポを振って出迎え、食事の世話をして貰い、家事雑用において、一切なにの役にも立たない。ただ、一緒に過ごすというだけの、これは同居人ではなく、ましてや恋人でも愛人でもない。ペット。

 その彼らの関係性は、ここ最近の展開で揺れ出してもいる。
 スミレは念願であった、「自分が自慢にもしていない優れた部分」を勝手に比較して、卑屈にならない男を求めていた。そのために、あらゆる点が優れた男がいい。その理想に適う、蓮實を恋人として得た。彼女にとって、かつて「憧れの王子さま」であった人でもある。
 その「王子さま」の幻滅が、スミレは怖い。期待されていないとしても、完璧な恋人であろうと演じてしまう。スミレは、自分が周囲が信じているような、完璧な人間ではないことを充分知っているからだ。

 スミレは、一見誰からも幸福で悩みなど持たないように見える。
 だが、とても脆い橋の上に、彼女は居る。
 可愛いペットに、心なぐさめられる時だけを支えにして。
 だが、「人間の男の子をペットにしています」と、誰にも言えない。やましいことなど無いが、誰が理解してくれるだろう? 秘密を共有出来るのは、唯一の女友達以外だけ。
「モモ」をペットとして飼い続けることは難しい。 ペットの寿命は短いのだ。
 そして、既にスミレとモモは、多くの時間を過ごした。もう、幸せな時は残り少ないのかも知れない。
 彼らの未来は、これから描かれる。

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紙の本

モモ

2002/10/14 19:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hal_yo - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公のスミレちゃんが、モラトリアムだと分かっていながらも、ペットといっしょに幸せな時を過ごす話。
もう、大好きです!!
登場人物みんな、ある意味リアルな人間味を持っていて引き込まれてしまいます。

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