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映画を見てから買った作品です。かなり昔に買って読んだので、あんまり覚えてないですが、映画の衝撃が忘れられていない気がする。
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末娘の自殺によって死に魅入られたかのように崩壊する家族の物語。エロスとタナトスが一緒くたになった暗く不安な小説。
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映画が面白そうだったので文章から入ってみた作品。
でも文章がわかりにくい部分が多々あって難しかった。
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the virgin suicidesの元ネタです
男の人にこんなに少女の気持ちが分かるんだ、くらい細かい。
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The Virgin Suicides
甘美で残酷な響き。
痛い程の少女性を70年代アメリカの文化に併せて書き出した一冊。
終始記録的な客観視点で書かれ、ノルまでに少し時間がかかったもの、一気に読破。
映画の方も見てみようと思った。
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なんでおっさんがこんなに女の子の気持ちがわかったのか教えて欲しい
すごく悲しい
すごくすごく悲しい
「さぁ、入れて。もうちょっとよ。それで気持ちがぴったり合わさるから」
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映画にもなった
「ヴァージンスーサイス」。
ストーリーについては、わりと
皆さんがレビューしているので割愛。
それよりも僕にとって
「映画の聴こえる音楽」。
と、カッコよく言ってみたものの
講演で話していた柴田元幸さんの
受け売りなんだけど。
リズボン家の少女達と
男の子達がお互いに
電話で自分の
「お気に入りの曲」
を流す場面がある。
ギルバートオサリヴァン「アローンアゲイン」
に始まり
キャロルキング「去りゆく恋人」まで
交互に受話器にレコードの音を近づけて
相手に贈る。
僕の一番好きな場面。
こういう事なんだよなぁ、と思う。
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(2007.08.07読了)(2007.07.29購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
リズボン家の姉妹が自殺した。何に取り憑かれてか、ヘビトンボの季節に次々と命を散らしていったのだった。美しく、個性的で、秘密めいた彼女たちに、あの頃、ぼくらはみな心を奪われ、姉妹のことなら何でも知ろうとした。だがある事件で厳格な両親の怒りを買った姉妹は、自由を奪われてしまった。ぼくらは姉妹を救い出そうとしたが、その想いが彼女たちに伝わることは永遠になかった…甘美で残酷な、異色の青春小説。
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70年代前半、米国ミシガン州の郊外の住宅街に、五人姉妹が住んでいました。年齢は13才から17歳。厳格なカソリックの家庭に育った彼女らは、美しく謎めいていて、少年たちの憧れの的でした。
しかし、末娘のセシリアが自殺した初夏のある日を皮切りに、一家は崩壊の一途をたどり始めます。若く可憐な姉妹たちが、次々自ら命を絶っていったのです。
二十数年後、当時彼女らの近所に住み、同じ学校に通っていた少年の回想という形で物語は進んでいきます。
この小説は、フランシス・フォード・コッポラの愛娘であるソフィア・コッポラの初監督作品〝The Virgin Suicides〟として、1999年に映画化されたそうです。
ティーンエイジャーの悲しく甘美な揺らぎを綴った、すばらしい青春小説でした。
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ソフィア・コッポラの映画「バージンスーサイズ」原作。
末娘の自殺をきっかけにして、伝染病のように「死」は5人姉妹の間に広がっていく。
苦しい物語。読むのが辛かった。
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印象的な題名を覚えていていつか読もうと思っていた本。映画化されているというのは本のカバー写真を見て知った。
70年代のアメリカの田舎町に住んでいたリズボン家の五人の姉妹。厳格なカトリック教徒の両親の下で育った彼女達は「ぼくら」の憧れの的だった。
末娘のセシリアの自殺からリズボン家は徐々に崩壊し始め、姉妹の全員が自殺という形でこの世を去ってしまう。
どうして彼女達は自殺したのかを探ろうと、大人になった「ぼくら」が回想する形で綴られた物語。少女達のことを語ってはいるが、実質のところは少年達の青春の物語だと思った。五人姉妹の中で、セシリアとラックス以外の三人の印象が薄いのが残念。
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手を伸ばしても届かない五人姉妹と閉ざされたリスボン家の断片を集めては想いを馳せる男の子達。姉妹が選んだ自己愛と孤独と憂鬱と拒絶。そのにおいは私を包み、いつまでも捕らえて離さない。
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別の本の検索をしたら少女つながりで出てきたんです。映画のタイトルだけは知ってたんだけど。
姉妹の自殺はあくまでマクガフィンで、ぼくらの街のお話だった気が。(…と思いながら読んでたら解説にもやっぱりそうやって書いてました)
でも映画は機会があれば見てみたくなりました。
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最初に逝ってしまったのは、末妹の13歳のセシリア。
それから1年足らずの内に、残る姉妹も次々と自らの命を散らしていった。
美しく個性的で、秘密に満ちた彼女達に、あの頃のぼくらはみな心を奪われ夢中だった。
言葉を交わし、膚に触れ、あんなにも近くにいたのに、姉妹に差し伸べたぼくらの手は永遠に届くことはない。
ヘビトンボの飛び交う季節に、静かな謎だけを残して羽根のように淡々と死んでいった五人姉妹。
彼女等を愛した少年たちによる回想録。
ソフィア・コッポラ監督により「ヴァージン・スーサイズ」というタイトルで映画化。
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映画が思いのほか良かったので読んでみました。
映画は女性監督だけあって、映像美というか、小物のかわいさとかも際立ってましたが、
小説はまたガラっと雰囲気が変わって、完全男の子達の物語
最初は「なんじゃい、この邦題。失敗したかな。」と思ってたけど、
読んでみると分からなくもない。
むしろ、直訳するよりも断然良かったかも。
ただ、翻訳が全体的にあと一歩感があるかな。
内容としては只今消化中(笑)