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紙の本
散歩のときに片手にとって
2002/02/20 08:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鎌倉の寺小事典
鎌倉には古都だけに多くの古い寺が残存する。私は旧市内のほとんどの寺を巡ってみたが、土地柄か大きな寺は少ない。強いてあげれば、材木座の光明寺、長谷寺を思い浮かべる程度である。そのほとんどは敷地も狭く、堂宇も小さく、少ないこぢんまりした寺が多い。それこそが鎌倉寺院の特徴なのかも知れない。ただし、北鎌倉の建長寺、円覚寺は別格である。
日蓮ゆかりの地であるためか、日蓮宗の寺が多いが、日蓮の草庵跡をめぐって日蓮宗の寺院同士が競ったりもしている。
以前から本書のような鎌倉にある寺院のガイドブックが欲しかったのだが、ようやくかまらく春秋社から創刊された。この本には旧市内や北鎌倉だけではなく、行政区域の鎌倉市にある寺百ヶ寺以上が網羅されている。小事典なので読み物ではないが、著名な寺だけでも読んでみると、訪れてみたくなる人は鎌倉に何らかの愛着を感じている人ではないか。
取材先に鎌倉仏教会の協力を得たためか、同会に属する寺院はすべて網羅されている。北鎌倉の建長寺、円覚寺の場合は、著名な塔頭も収められている。
いずれの寺も個性があり、散歩のときに片手にとって参考にするには好適であろう。鎌倉にある寺院の特徴を味わうための実用書である。
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