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紙の本
海へ行くときに読みたい絵本
2001/12/23 12:50
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投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る
外国での刊行も予定されているという本書ですが、“砂上の楼閣”という言葉を裏手にとったようなユーモアがあるので、大人も十分楽しむことのできる素敵なお伽話になっています。「すなのおう」の変幻自在さは『モモ』のマイスター・ホラを思い出させますし、彼が「ぼく」にプレゼントする貝はさながら時間の花といったところなのかもしれません。
紙の本
波が来たら消えてしまう、はかない“すなのおしろ”。それは海辺のファンタジーかも?
2001/08/21 17:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杜若 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぼくが、浜辺でひとり“すなのおしろ”を作っていると、“モコ”っと砂が盛り上がって、
“ ズズ ズザザザ ザラザザ ”
おや、“すなおとこ”があらわれた。
“すなおとこ”は、“すなのおうさま”が ぼくを呼んでいるといって、へんな乗り物に姿を変え始めた。
“ ズザザ グザザ ズザクニャン ”
軟体動物みたいなへんてこりんな乗り物に乗り、ぼくは“すなのまち”を見物しながら“すなのおうさま”のおしろへとやってきた。
おうさまは、小さくなるのも大きくなるのも自由自在!そして、ぼくをサーカスに招待してくれた。ところが、トラの曲芸のとき、トラは大きな口をあけ、ぼくを頭から飲み込んだ、と思ったら…。
砂で何かを作っていると、つい夢中になってしまいますよね。空想の翼もいつもより大きく広がるような気がします。たったひとりでわき目もふらず真剣に作っていたら、砂のおうさまのご招待を受けても不思議はないかもしれません。
表紙のいかにも“夏!”といった感じの空と海の青が美しい。著者独特ののびのびとした絵とユーモアで楽しい絵本になっています。
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