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白人警官を殺した罪で死刑囚監房に入れられてる元ジャーナリストの手記です。
単なる死刑囚のことに興味あっただけで5セントで買ったんだけど、かなーり政治背景の濃い内容になっててちょっと難しかった。。。。
買って本をめくってみたら、なんと著者のMigiwaさんに宛てたサインを発見!!
Migiwaさんって誰だろ~???
でも著者のサインが巡り巡って、著者のいるアメリカに帰ってくるなんて古本ならではの醍醐味。
彼もこの同じ本を手にしたと思うと貴重な一冊な気がします。
私は死刑というものには反対ではないです。
正当な証拠や供述に基づいて正当な判決を受けた犯人には死刑は義務だと思う。
でも、この本を読んでると冤罪丸見えの背景に愕然とします。
「アフリカ系アメリカ人だから」という理由で、古代のような懲罰や暴力をうけ、国のめちゃくちゃなアフリカ系アメリカ人に対する対応は許せない。
黒人だけではなく、「アジア人だから、ヒスパニックだから、黒人だから」という差別的な言葉は止めてもらいたいし、そういう目で見ないでもらいたい。
白人の多いアメリカ本土に来て、そういうことを思うことがたまにあります。
これを書かれたのは20年前。
それから時が経って、アメリカがどれだけ変わったか私には分からないけど、いまや黒人のアメリカ大統領の時代。少しは黒人の人たちにとって住みやすくなってるのでは???
と期待したいです。