紙の本
言わずと知れた史記
2022/12/21 21:49
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
司馬遷による史記は、と抜かく面白い。数字は大袈裟だけど中国ではそういう表現が好まれ聞き手も喩えと心得ているそうだ。
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藺相如と廉頗だいすき!^^
みんなみんな可愛いと思うのです。作者も含めてみーんな可愛い。どのエピソードも大好きです^^
私を漢文好きにしてくれたのは史記。
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あけましておめでとうございます。
またひとつ歳をとり、年賀状には景気が悪いとか、厳しい環境ですがなんていう言葉が並ぶ、波乱の2009年が始まりましたが、私は年の初めから、電車の中でマンガ本を読んでいます。
といっても、一応歴史書ですが
凝りだすとついつい集めたくなってしまう性格の私。
小説を1冊買うとおまけで史記をもう1冊という具合。
1巻目で紀元前680年ごろから始まった史記も4巻目で紀元前240年ごろまで進んできました。
この巻では戦国の4公子のうち、趙の平原君、魏の信陵君、楚の春申君を中心とした話となっている。
賢人といわれる人々を師として厚遇する食客を多数囲い、適材適所に重用する話が中心だったが、本当に今から2500年も前の人が、こんなことをしていたのだろうか?
やはり恐るべし中国である。
ちなみに日本では弥生時代だったそうな・・・。
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▼第17話/便所の屈辱▼第18話/嚢中の錐▼第19話/老いの野望▼第20話/主を震わ す者
●主な登場人物/范雎(第17話)毛遂(第18話)、春申君(第19話)、信陵君無 忌(第20話)
●あらすじ/魏の范雎は、学識もあり知恵者でもあった。彼は官僚とし て身を立てたいと思い、諸国を遊説してまわったが、家が貧乏であったため、その旅 も長くは続けられなかった。
范雎は生活のため、とりあえず魏の中大夫・須賈に仕 え、魏国の使者の一員として斉に出向く。范雎は賢人として評判が高まり、敬意を表 した斉王は彼に牛肉、酒、黄金を贈った。
だが須賈は、正式の使者である自分には何 もないのに、部下の范雎に贈り物が届いたことを不快に思った。帰国後、須賈は宰相 ・魏斉に、范雎が魏の機密を売ったに違いないと報告する。
誤解された范雎は捕らえ られ、拷問を受けたうえ、簀巻きにされて便所に放り込まれてしまう…(第17話)。
●本巻の特徴/一介の説客から身を興し、あらゆる苦難に耐えて秦の宰相にまで登り 詰めた魏の范雎の忠義と、その一生を描いた「便所の屈辱」ほか、全4話を収録。
● その他の登場人物/須賈(第17話)、鄭安平(第17話)、王稽(第17話)、平原君 (第17話)、魏斉(第17話)、信陵君(第17話)、平原君趙勝(第18話)、李同(第 18話)、考烈王(第19話)、李園(第19話)、侯贏(第20話)、朱亥(第20話)、毛 公(第20話)、薛公(第20話)
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横山光輝「史記」3巻。
范雎、平原君、春申君、信陵君。
戦国末期、ちょうど「達人伝」で描かれている時代ですね。戦国四君のうち、孟嘗君を除いた3人が主役の4巻です。彼らが表舞台から去ることで、秦の勢いが増していきます。
残念エピソードが多い平原君。野望に囚われてしまった春申君。足を引っ張られた信陵君。といった三者三様でしょうか。
欠点論っても仕方ないけど、それは裏返しですから。
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史記第4巻は、
・便所の屈辱
・嚢中の錐
・老いの野望
・主を震わす者
優秀ゆえに、あらぬ嫉妬や疑いで拷問されたり、挙げ句、簀巻きにして便所に放り込まれる辱しめを受けたり、読んでいると気分が悪くなるエピソードが多い。
が、信陵君の相手の身分に関わらず、話を聞く姿勢は見倣いたいと思った。