紙の本
なんかすっごい!!
2002/06/24 19:27
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投稿者:ひとみんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これって短歌??と誰もが思ってしまうはず。短歌ってすごく古臭くて、つまんなくて退屈で。学校の授業で教わっても寝ちゃって全然覚えていないのがオチ。でもこの本に載っている短歌は今までに出会ったことのない歌ばかり。何気ない言葉で、私たちが普段使っている言葉で心のままに表わされてる。なんだかかたい事ばっか言っている大人にぜひ読んで欲しいっ! これを学校で教えれば短歌も絶対おもしろいって!!
紙の本
まっピンクへのコスプレ
2001/08/18 00:58
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投稿者:馬場ダイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒュ〜現役の女子高生が短歌を詠んでるドーン!
ヒュ〜装丁がまっピンクだドーン!!
ヒュ〜中を開くとレイアウトがノートみたいだドーン!!!
これらが、加藤千恵著『ハッピーアイスクリーム』のド肝抜き3連発である。隅田川の花火だって、こんな衝撃的な連発花火は上げやしない。
この本の著者である加藤千恵さんこそ、放送直後から話題となり、再々々放送されたNHK「電脳短歌の世界へようこそ」で主人公となった女性である。
17歳の現役女子高生らしいというのだろうか。一見、授業中の暇つぶしに何気なく書きとめた。そんな落書きを思わせる短歌たち。それらは、化粧もしてなければ、よそ行きの服も着ていない。ありのまま姿で、盆踊りをおどりまくっているのだ。ただ、その音源が、決まりきった民謡や音頭ばかりじゃなく、ロックやクラシックだったり。ときには、演歌やボサノバだったりもするのである。とにかく、ストレートで気持ちのいい音・音・音。
それなりの年になれば、セーラー服を直に着ちゃうコスプレはキツイものがあるが、心の中でセーラー服を着て、女子高生の気持ちをコスプレすることは、そんなにキツイことじゃないような気がする。
最近、娘との会話が少なくなって…とか、口を開くと小言ばかり言っちゃうんだよ。と嘆いている世のオジサマ方。思い切って、心の中をまっピンクへとコスプレしてみてはいかがだろうか。娘さんの気持ちを理解できるようになり、そして、忘れかけていた自分のまっピンクの気持ちをも思い出すかもしれませんよ。
もちろん、オジサマ以外にも、老若男女問わず、まっピンクになりたい人にはオススメです。
サブタイトルは「17歳って、これだけじゃ無理。加藤千恵処女短歌集」。加藤千恵さんが何を求め、何処へ行こうとしているのか。今後の彼女を見つめるためにも、一読でも二読でも何十読でもしておきたい短歌集である。
今どきの17歳。なかなか捨てたもんじゃない。というより、むしろメチャクチャかっこいい。
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現代口語短歌の若き旗手のひとり、加藤千恵嬢の最初の句集。句集というより、雑貨屋さんで売っているノートにそのまま書き殴ったような、インパクトのある装丁。朝日新聞の「ひと」にも紹介されたのでご存知の方も多いだろう。大人でも今青春真っ盛りの人にも、一度は目を通して欲しい本。きっと何かが見つかる。
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「鮮やかにみていたものは夢だった もともとそんな気もしていたけど」
まっすぐさが心にささる一冊です。
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学校の図書館の本棚の隅に見つけた本。
手に取ってみて本当によかった。
何となく俵万智さんのような匂いもするけど、やっぱりどこか違うって感じで。
「そうなの!!」と思えることばっかりで。
この本、手元に欲しいなぁ。
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何首かなら良いけど、ずっと読むとちょっとイライラしすぎ?!と思う。いくら学生らしいからって、焦燥感とかで全体をまとめすぎ。もう少し優しい目線の短歌も載せて欲しかった。でも短歌史からすると存在感がすごいのは納得できた。
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02年購入分が友からかえってきました。
「あの人が弾いたピアノを一度だけ聞かせてもらったことがあります」
がお気に入り
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率直な言葉で綴られた短歌からは、時にじんわりと心に染みるような切なさが、時に痛みが伝わって来るように思います。
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久しぶりに読んだ本。
さらっと読んでしまったせいか、ゆっくり一つ一つの短歌を味わえなかったのが残念。「ドラえもん短歌」の方もまたゆっくり読みたいのですが。
加藤千恵の短歌は初めて読んだ時、グサグサ触れたのをお慕ています。「ついてない。びっくりするほどついてない。ほんとにあるの?あたしにあした」も好きだけど、最近は、誰一人幸せにならないとだめだみたいな内容のが響くお年頃(?)みたいです。
当時高校生だった彼女、以前に本屋さんでアクセサリーか何かコラボしているの見かけましたが、今も詠んでいるのかな~。
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加藤千恵の言葉達に心ときめかせていた10代
時間がたってしまったら、ときめかなくなっている
でも、「可愛い」とほほ笑んでしまう言葉達
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いい
すごくいい。
最近キニナルキニナル作家さん、加藤千恵さん。
短歌って中学で学んだ
万葉集のお堅いイメージしかなかったけど
撤回。
5・7・5・7・7
のリズムって日本人にきっと心地よいリズムなんだね
そしてリアルな女子高生のココロ
なんかつらいときよんだら
前向きになれる
そして装丁かわいい
タイトルかわいい
私のドツボでしたん。
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実際に読んだのは高2のとき。
全部最初立ち読みで読んだんだけど、
涙が止まらなくなって、高校生の自分の色々な気持ちがそこにもあった。
大人になって読み返しても、
懐かしい気持ちになれて、大好きな作品。
中学生〜高校生の気持ちを思い出します。
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高校の時、図書室で借りて読んだ本。
当時、ストレートに心にくる短歌がいくつかあり、
印象に残った本だった。
無性に読み返したくなって、取り寄せてみた。
でも読んでみると今の私には全然響いてこなかった。
出会うべきタイミングで読めた本だったんだなーと思った。
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高校の図書館で出会った女子高生短歌本、購入して再読。
「3人で傘もささずに歩いている いつかばらけることを知ってる」「自転車の高さからしかわからないそんな景色が確かにあって」
あの頃好きだった歌、今も好きだ!でもきっと、高校生のときに読んだときの方が鮮烈に感じたんだろなー。
「泣くくらい好きだからって泣きそうに好かれるわけじゃなかったんだわ」これとかまるで大人の大失恋みたいな台詞が逆にすごく高校生ぽくてなんか好き。
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加藤千恵に出会ったのは中学生の頃。ここから私の短歌が始まったと言える。
1番好きなのは、「カラオケに行ったしコーラも飲んだけどやっぱさみしいもんはさみしい」。これは私のことだって真剣に思っていた。
そんな恥ずかしい話さえ、みずみずしい思い出になる。あの頃出会えて良かった。