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高い評価の役に立ったレビュー
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2001/11/23 20:42
粗雑な面も見せつつ頼もしくて。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしようもないぐらい篤臣を好きではあるのに、どこか気が回らなくて篤臣の不安の大きさを見過ごしてしまうような、大阪弁が特徴的な江南。
そして、睦言の最中でも集中していないのかと疑うほど、色気のない発言をしてみたりして、そこが照れ屋な部分でもありつつ、ちょっと色っぽさに欠ける素の部分であるようなところがなんだか憎めない篤臣。
そんな二人の、擦れ違いのお話しのはず、だけれど、一巻をほとんど忘れてしまった頃に読んだせいか、前半二人のキャラが掴めなくて、せっかくの擦れ違いも、ありきたりな話しに見えた。
後半は二人のキャラも掴めて、二人の色気のない、じゃれ合いのようなえっちシーンでの会話が、おもしろくて、せつなくて、甘ったるくてすごくよかった。
こんなにえっちしながらしゃべるカップルの話しもあまりないかもと思うぐらいしゃべってる(笑)のがまたおもしろい。
あと、江南が篤臣を好きで好きでリードしているように見えて、本当はどうも篤臣が照れながら、乱暴な口をききながら、江南のワガママをきいてあげているというか、甘えさせてあげているような頼もしさを感じるような関係もすごくいい感じ。
あと、本の裏表紙にも書かれている書き下ろしの「誓いのウェディング!?」というお話しでは、最初、二人のその後を書くのはいいけど、私的には結婚式までやるの…?と、ボーイズラブでの結婚というものには、あまりいい印象がなかったけれど、これはどの本で読んだより結婚、というものに違和感ないお話しに仕上がっていたように思えてよかった。
低い評価の役に立ったレビュー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2003/02/26 00:30
らぶらぶ。
投稿者:真壁しの - この投稿者のレビュー一覧を見る
全二巻なのかな?
甘ったるい文章ではないのでとても読みやすかったです。
タイトルがとても綺麗。
ただでさえ大阪弁が好きなのでタチ君が大阪言葉なのが大層うれしく。
このままいくといずれは養子縁組、さらに子供(養子セカンド)までいただきそうならぶらぶっぷりです。
一巻を見てないのでなんともいえないのだがせっかく法医の人なのに
なんだか主婦みたいですね。
なんというのかな。外科(タチ)の愚痴とか苦労とかはまああるのだが
法医(ネコ)にもいろいろやりきれないことはあると思うのですよ。
でも玄関開けてここからが僕の人生、的なものをちょっと感じた。
それはネコのほうに(表題はネコ視点ですので)職場のにおいがまったくないから。
ネコのほうに被保護者かのような劣等感があって、瑣末なことでも劣っている自分を見せられたときに過敏なくらい反応してしまったりする痛々しさがあるのだけれど、これは自分はお前と対等であって庇護の下にあるんではないんだということを主張して見えた。
大切なことを否定された、軽く見られたつらさではなく、自分を軽く見られたつらさ。
(この、「自分」ではなく「このことを大切に思う自分」を理解されたいんだ、という痛みはこれの二作目がおすすめかなあ。オール・スマイルだったか。)
一巻を読んだらわかるのかもしれませんが、彼はどうして今医者をやってるのかな、とほんのり考えてみたり。
正直に言えば、医者特有のエピソードというのがなかったのは物足りなかったでした。
医者でなくてはならないシーンはないかな。
番外編でその後の二人もあるのですが、こちらはタチ視点。
せっかくの関西弁が関東弁になってるのには違和感があるんでした。
まあ語りが関西弁って結構つらいものはあると思うんだけども。
で、らぶらぶです。番外編。ナチュラルに「仕事と家庭はわける」とか言ってしまうラブラブっぷり。
………らぶらぶーーーーー。
ネコの一人称は甘ったるくなりがちなので、そういうの苦手な私には読みやすくはありました。
楽しめたし。
気軽に読める一冊かも。
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紙の本
粗雑な面も見せつつ頼もしくて。
2001/11/23 20:42
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしようもないぐらい篤臣を好きではあるのに、どこか気が回らなくて篤臣の不安の大きさを見過ごしてしまうような、大阪弁が特徴的な江南。
そして、睦言の最中でも集中していないのかと疑うほど、色気のない発言をしてみたりして、そこが照れ屋な部分でもありつつ、ちょっと色っぽさに欠ける素の部分であるようなところがなんだか憎めない篤臣。
そんな二人の、擦れ違いのお話しのはず、だけれど、一巻をほとんど忘れてしまった頃に読んだせいか、前半二人のキャラが掴めなくて、せっかくの擦れ違いも、ありきたりな話しに見えた。
後半は二人のキャラも掴めて、二人の色気のない、じゃれ合いのようなえっちシーンでの会話が、おもしろくて、せつなくて、甘ったるくてすごくよかった。
こんなにえっちしながらしゃべるカップルの話しもあまりないかもと思うぐらいしゃべってる(笑)のがまたおもしろい。
あと、江南が篤臣を好きで好きでリードしているように見えて、本当はどうも篤臣が照れながら、乱暴な口をききながら、江南のワガママをきいてあげているというか、甘えさせてあげているような頼もしさを感じるような関係もすごくいい感じ。
あと、本の裏表紙にも書かれている書き下ろしの「誓いのウェディング!?」というお話しでは、最初、二人のその後を書くのはいいけど、私的には結婚式までやるの…?と、ボーイズラブでの結婚というものには、あまりいい印象がなかったけれど、これはどの本で読んだより結婚、というものに違和感ないお話しに仕上がっていたように思えてよかった。
紙の本
楽しいことも辛いことも一緒に。
2001/11/18 00:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagiaya - この投稿者のレビュー一覧を見る
一緒に生きていくために楽しいことだけじゃなくつらいことも共有する覚悟がある二人が、とても相手を大事に思っていることがよくわかるお話でした。両者の視点から語られているのも嬉しい。
ケンカしたり手を繋いだり、なんだかほのぼのした関係というのとはまた少し違う彼らの仲の良さというのが、単なる馴れ合いではなくお互いを別の人格としてきちんと認めた上での関係、という感じで温かいです。続編希望。
紙の本
切なく甘い、デコボココンビ
2001/10/30 09:39
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る
お気に入りだった「右手にメス、左手に花束」の続編。クールな外科医のくせにベタベタの関西弁、それでいて激しくロマンチストな江南。しなやかな美青年のくせに色気のかけらもなく、ガサツな「怒りん坊将軍」の篤臣。強姦からはじまった二人のデコボココンビの恋愛が、成熟してからのお話が2本掲載されている。感情表現の乏しい江南が、その鉄面皮の裏で考えている笑えるほど乙女チックな思考回路も楽しいし、その発想の恥ずかしさに、リンゴのように赤面しながらガサツに暴れる篤臣も可愛い。
篤臣視点の「恋愛危機編」と、江南視点の「ウェディング?編」、どちらも切なくおかしく甘ったるい、オススメの一冊!
紙の本
お互いが良いのなら…
2022/07/23 08:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
シリーズの2
1の強姦もかなりの説教案件なのに
今回は暴力ですか・・・
江南は色々と闇を内に抱えているのではないかとちょっと思います。
で・・・最終的には許容する篤臣の心持ちもちょっとなぁって思いつつ。
いくら10年の付き合いの長さ(恋人になってというわけではなく)があっても
かなりいただけない案件かと。
長年の思いがかなったのならもっと気遣いしろよって感じだし
渡米の件に関しても・・・いただけない。
「さよなら」案件では???って感じですけれど・・・。
結婚問題でかなりフォローされていますが、
この微妙な感じは残ってしまいます。
二人が良ければ良いのですけれどね。
まだこの二人には寄り添えない。
でも、長いシリーズと知っているので
いきなり2で結婚ってことになっているのでちょっとびびってます。
☆2.5
紙の本
らぶらぶ。
2003/02/26 00:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真壁しの - この投稿者のレビュー一覧を見る
全二巻なのかな?
甘ったるい文章ではないのでとても読みやすかったです。
タイトルがとても綺麗。
ただでさえ大阪弁が好きなのでタチ君が大阪言葉なのが大層うれしく。
このままいくといずれは養子縁組、さらに子供(養子セカンド)までいただきそうならぶらぶっぷりです。
一巻を見てないのでなんともいえないのだがせっかく法医の人なのに
なんだか主婦みたいですね。
なんというのかな。外科(タチ)の愚痴とか苦労とかはまああるのだが
法医(ネコ)にもいろいろやりきれないことはあると思うのですよ。
でも玄関開けてここからが僕の人生、的なものをちょっと感じた。
それはネコのほうに(表題はネコ視点ですので)職場のにおいがまったくないから。
ネコのほうに被保護者かのような劣等感があって、瑣末なことでも劣っている自分を見せられたときに過敏なくらい反応してしまったりする痛々しさがあるのだけれど、これは自分はお前と対等であって庇護の下にあるんではないんだということを主張して見えた。
大切なことを否定された、軽く見られたつらさではなく、自分を軽く見られたつらさ。
(この、「自分」ではなく「このことを大切に思う自分」を理解されたいんだ、という痛みはこれの二作目がおすすめかなあ。オール・スマイルだったか。)
一巻を読んだらわかるのかもしれませんが、彼はどうして今医者をやってるのかな、とほんのり考えてみたり。
正直に言えば、医者特有のエピソードというのがなかったのは物足りなかったでした。
医者でなくてはならないシーンはないかな。
番外編でその後の二人もあるのですが、こちらはタチ視点。
せっかくの関西弁が関東弁になってるのには違和感があるんでした。
まあ語りが関西弁って結構つらいものはあると思うんだけども。
で、らぶらぶです。番外編。ナチュラルに「仕事と家庭はわける」とか言ってしまうラブラブっぷり。
………らぶらぶーーーーー。
ネコの一人称は甘ったるくなりがちなので、そういうの苦手な私には読みやすくはありました。
楽しめたし。
気軽に読める一冊かも。
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