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ジャンルとしてはミリSFなんだろうけど、今回は戦闘シーンはなし。
マイルズがいつものように厄介ごとに首を突っ込み、
ライバルであるセタガンダ帝国の政争に巻き込まれてしまい、
それを治めようと活躍する!という感じ。
そして、今回は今までちょい役だった、従兄弟のイワンが準主役級。
いつもマイルズに振り回されるイワンがいい(笑)
障害を持った体にコンプレックスを持ち、しかし、時にはそれを利用し、
知恵を巡らせ、自分の境遇を受け入れ、常に前向きに考えている軍人の主人公と言うのは、
やはり海外のSFと言う感じで、さらに女性作家の作品だなぁと思う。
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今回は歴史的敵国セタガンダの国葬に公式な外交使節として従兄弟のイワンとともに派遣される。しかし、疑問がひとつ。なぜ同行者がイワンなのか? マイルズはわかる。首相の嫡男だから。じゃあイワンは? 従兄弟だからは通用しないのでは…私的には嬉しいのでいいけど☆
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http://shinshu.fm/MHz/67.61/archives/0000390799.html
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[ 内容 ]
敵星セタガンダ帝国の皇太后が急逝し、マイルズがバラヤー代表として派遣された。
だが行く先々でトラブルを引きあてる彼のこと、今回も…。
遺伝子管理によってセタガンダを支配してきた皇太后は、帝国のゆきづまりを察知し、密かに大きな賭けに出ていたという。
そしてその死に乗じて銀河を揺るがす陰謀が。
後宮に残された美女たちのため、彼は厳命を破って単独行動に出るが。
[ 目次 ]
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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敵国セタガンダの皇太后逝去による葬儀への参列のため、マイルズはセタガンダの母惑星へ従兄弟のイワンとともにバラヤー代表として派遣される。到着後、船のハッチが開くと一人の男が飛び込んできて襲われたが撃退。外交的な理由でこれを表沙汰にはしなかったが、葬儀当日、安置されている皇太后のすぐ近くで殺されたのはマイルズたちを襲った侵入者だった。
マイルズが優生思想の極致であるホートたちに劣等感を刺激されるどころか、観察しながらのぼせ上がっているのがおもしろい。話が暗くならずに済んでいる。
シリーズ物につきもののパターンになってきたと言ったら言い過ぎか。なぜか行き先で事件に遭遇するor巻き込まれるand首を突っ込むという、名探偵コナンのSF版みたいだなと思ったら、マイルズの声は身長の問題もあってアニメのコナン(子供)の声で聞こえてくるようになってしまった。翻訳と作品がうまく合っているのだろう、読みやすく話も楽めた。