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紙の本

実践と理論のフェミニズム最先端

2002/01/31 15:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森亜夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この対談集は、「どうせ対談だから軽く読める」「わかりやすい」を期待すると裏切られる。そのかわり、払った労力に見合った内容であることは間違いない。
 
 全四章構成で前半の大沢真理、河野貴代美との対談では、現場における「実践」についての話が展開される。大沢真理氏は、あの「男女共同参画基本法」の制定にもかかわったかたで、なぜ「共同参画」なのか、なぜ「平等」では駄目だったのかなど、興味深い話を聞くことが出来る。河野貴代美氏は、フェミニズムカウンセリングの第一人者。現場でのカウンセリングが今日、行政とどのようにリンクしているか、かかわっているのか、またそれらの問題点について語る。
 後半は、理論的な話に重点がおかれる。
 ジュディス・バトラーの翻訳者であり、理論をひっぱっておられる竹村和子氏との対談は、『ジェンダー・トラブル』を理解し損ねた人間にもわかりやすい。(もちろん、『ジェンダー・トラブル』と比して、であって、簡単に読めるというものではない)。
 足立真理子氏との対談では、「福祉国家」「フェミニズム先進国家」北欧への鋭い批判があり興味深い。
 ミクロとマクロをつなげる努力は、個々人のなかでもされているのだが、この本全体の作りもそうなっているところが、これまた秀逸である。

 フェミニストにならない、もしくはフェミニストが嫌いでもかまわない。この本を読めば、現代の諸問題を考える上で、フェミニズムを軽視してはならないことを理解できるであろう。

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2005/12/24 15:23

投稿元:ブクログ

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2012/06/12 14:48

投稿元:ブクログ

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