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紙の本

神学、天文学、数学とひとつだったころの音楽理論

2001/10/29 12:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ヨハンネス・ティンクトリスの『音楽用語定義集』(1979年、シンフォニア)の邦訳に続く、中世ルネサンス音楽史研究会による地道な研鑚の大きな成果が刊行された。13世紀末の人グロケイオのヨハンネスは、当時スコラ哲学最盛期のパリ大学で教鞭を執っていた聖職者だったとされており、中世における音楽理論の重要文献のひとつである本書『音楽論』を著した。音楽史でいうところのアルス・アンティクァ(旧技法)からアルス・ノヴァ(新技法)への移行期、高度な多声音楽が展開していく時代に成立したと推察される本書は、プラトンの『ティマイオス』や、アリストテレスの『自然学』、ピュタゴラス派の「調和」論への言及から出発して、音楽の原理としての「協和音」について語り、続いて音楽を三つ(世俗音楽、計量音楽、教会音楽)に分類し、解説する。古代ギリシアにおいて天文学や数学とひとつのものだった音楽学は、中世において神学のもとに受け継がれていく。原典の邦訳と詳しい注に加え、六篇の周到な解説論文が、西洋音楽の源流を浮かび上がらせる。貴重な本だ。

※音楽と人間精神のつながりを読み解く新刊→「ベートーヴェンの日記」「音楽のエゾテリスム」

→人文・社会・ノンフィクションレジ前コーナー(10/29分)より

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