紙の本
ちょっと退屈
2008/01/08 23:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
んー、他の京極シリーズからすると退屈な1冊。
「古庫裏婆」最後の“ヒネリ”が効いているので、退屈なだけでは終わりませんが。
多々良先生ってこんないい加減な人だったの!?とまずはびっくり。沼上さんの心中察して余りあります。
関係ないけれど、ダイエットしたくなりますね。
紙の本
妖怪好き好きパワーの原点!例のあの人もゲスト出演で〜す。
2001/12/24 14:33
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投稿者:sayu - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖怪好き好きパワー炸裂の多々良センセイと、それに振り回されるフリをしながら、やはり伝説大好き男の俺。自称馬鹿2人組が訪れる各地では、妖怪にまつわる(?)怪事件が…。 特に第4話『古里裏婆』は、おなじみの「黒衣のあの人」がゲスト出演の秀逸作。少なくとも3話目までは、お馬鹿な珍道中だったはずが「あの人」の出現で、舞台の色が一変したのには驚き。京極さんが原点に帰ってきたようで、ホッとする一作です。
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恐らく唯一、京極氏の世界録に人物の挿絵のある一冊。主幹のシリーズより妖怪と事件の仕組みが解り易い分入りやすいが、主幹の方が良い意味で質の悪いのめりこみ方になる。
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塗り仏でちらっと出てきた「妖怪研究家」多田良勝五郎さんと沼上青年の珍道中記です。最後の話でちょびっと京極堂さんが出てきて嬉しい感じ。
実は読みかけて、中断していたのですが、最近「塗り仏の宴」を読み返して(大変でした・・・でも新刊がそろそろ出そうだったので)多々良さんと京極堂さんの出会いのシーンが気になって、引っ張り出してきたのでした。沼上さんが気の毒で、その気の毒さが面白いお話なのでした。
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シリーズの番外編的な作品です。
微妙に出てきた、妖怪大好き多々良先生が主人公となっています。
彼の天然ボケっぷりが何ともキュート。心が和む作品です。
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多々良先生の番外編。最後の話に中禅寺がちょこっと出てきたり。
この本の伏線で、次の[陰摩羅鬼の瑕]になるんだなぁ、と。
個人的に沼上さんという人物は自分に性格が近い(笑)。そういう意味で読みやすかったと思う。沸点が同じなんだよね。
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妖怪シリーズ番外編。センセイのキャラがおかしくって好き。沼上さんの京極堂第一印象に笑ってしまいました。ひどい言われよう。泥田坊の話が一番好きです。
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一言。
挿絵邪魔!!!!
私の思う多々良先生像と挿絵が全くかみ合わない!
殺人事件の現場や、重要なシーンで邪魔するので
想像が絵に挿し変わっちゃってすごいがっかり。
誰よ、挿絵入れようなんて言い出したのは!キー!
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多々良先生と沼上さんが活躍する物語。やっぱり自分には京極堂が出てくる方がしっくり来ますな。途中途中の挿絵が自分には駄目だったのさ。
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妖怪研究家多々良先生とその助手(?)沼上との珍道中。でこぼこコンビがほほえましい。妖怪の薀蓄もすごいです。なんと最後には京極堂も出演。
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一寸時間がかかったかな?サブタイトルに「多々良先生行状記」とあるように、妖怪研究家の多々良センセイをメインにしての短中篇4作ですな。なかなかに面白かったかな?作りが非常にシンプルで、観察者の「僕」と「多々良センセイ」が織り成す道中記ミステリって感じ。トリックとか、事件の背景なんかは、わりとシンプルで予想は着くのだが、これをどうやって上記の二人が解決(?)するのかが面白い。結局ほとんど勘違いの犯人自滅で終了〜ってところだけど、最後の4作目は、ちゃんと憑物落しの御大が出動して綺麗に片付いているかな?
これで、4篇別々の妖怪を題材にしてミステリにしてしまうってのは、いつもながら感嘆しますな。
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妖怪研究家多々良センセイが主人公の作品。
ちょっと挿絵はいらないかな・・・と思いました。
もし、書くのであればもうちょっと劇画チックが私の好み・・・。
などと思ってたんですが、話が京極堂シリーズよりかなり軽いので、このぐらいが丁度いいのかと思いました。
この作品よむと多々良先生にムカついてしまう事必須!
あと、謎も話の最初の方でちょっと考えるとわかってしまう所が・・・残念でした。
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多々良先生と沼上さんは京極堂シリーズにもちょこっと出てたよね〜
我が道を行くタイプの多々良先生は、榎木津と通ずるものがあるかも・・・
沼上さんは、なんだかんだ言って多々良先生の言動に翻弄されて、事件にも巻き込まれて・・・関口タイプね。
そうそう、「解剖大好き」里村先生も出てくるのよ♪
ほんと京極さんの作品は異色キャラ勢ぞろいで楽しい。
その地方に伝わる話(伝説)や妖怪の話を読んでたら、自分が昔「○○の伝説」とか好きで読んでたの思い出した。
父が仕事がらみで地方に行くと、その地方の「○○の伝説」「○○昔話」とか言う本を買ってきてくれて、大喜びで読んでたっけ・・・
ちょっと変わった子供だったのかしら、あたし。
合間合間に妖怪の絵があるんだけど、その鳥山石燕の「画図百鬼夜行」の絵解きが面白い!
結構続っぽいと言うか、意外と風刺画みたいなのね。
かなり親近感が湧いたわ。
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多々良先生と沼上のやりとりが面白すぎる。沼上は嫌がるだろうけれどこのコンビはずっと解消せずにいて欲しいものです。
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今回は多々良センセイと沼上君の妖怪・伝説バカコンビが主役。
旅先で事件に巻き込まれる形ですね。
普通に楽しく読めたけど、シリーズ内では一番ミステリ色が薄いかな。それを期待していたぶんちょっぴり残念。
例の探偵さんが出ていないことがこれまた残念。