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[ 内容 ]
百余年前に日本の造形が欧米でブームとなった。
そして今、自然に学ぶことの重要性が指摘されている。
縄文の紋様、茶の湯、浮世絵、江戸小紋から、アールヌーヴォーとアールデコ、機能主義、ポスト・モダン、さらにはブランドブーム、CG技術まで、歴史を振り返りつつ、形の重要性を考えてみよう。
わかりやすい60章のコラムが、日本の形の秘密を明らかにする。
[ 目次 ]
1 ジャポニズムの形
2 紋様と装飾文化
3 20世紀の様式
4 形の原理と複雑系
5 IT時代の形
形と感性―まとめに代えて
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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ジャポニズムをはじめとする歴史的な形の設計の変遷と、ユニバーサルデザインへの道筋を見たような気がする。
さまざまな作り手の論理の形と、使い手の形への制約と要求の違い。
電話機の形の変化にも見受けられる。
安価なものであれば、形は問わない傾向と、
形がよいから売れるものとの分かれ目。
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分野が違いすぎるのか不明だが、正直何がテーマ、何が主張なのかが把握しづらい書。単品コラムを集めたものなので、ダブりがあるのはやむなしとは思うが、短すぎる文の中に多くのネタを詰め込みすぎなのか、はたまた良くわからないのか、とにかく論理的に追うことができなかった。自分の浅学をはじるところ大ではありますが・・・。
あと、日本礼賛にすぎる傾向も気になってしまった。また、で?という結論がばらばらになってるのが残念。