紙の本
ポップなソクラテス登場。
2002/06/01 23:57
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポップなソクラテスと呼びたくなる、一夜限りの講師の名は「マックス・エルモア」。
「まんねり」「諦め」「閉塞感」等々にどっぷりつかっていた、作中人物の私(プラトンみたいな立場でしょうか?)が、萎んだ気持ちに活力を得て、翌朝から「挑戦」を再開する物語。
これこそ、大人のための童話です。
どうにも気持ちが「萎んで」しまって、やりきれない方にこそ、お薦めしたい一冊です。
紙の本
発明・発見は楽しいかね?
2002/05/29 02:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「成功者である老人が、成功するための秘訣を主人公に語る」
物語形式の啓蒙書。
データと主張、物語が上手く融合しているので、楽しく読めます。
小学生のころ読んでいた、学研の学習誌の記事がこんな感じだったなあ、と読了後に感じました。
この本では、コカ・コーラやリーバイスなど、世界的なヒット商品の発明エピソードも紹介されています。有名な話ばかりですが、心配蘇生法の隠された発見エピソードは初耳でした。実に、米国人らしい逸話で、「渡米することがあっても医者にだけは掛かるまい」と思ったものです。半分冗談ですが。
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入社3年目(2002年)、仕事でスランプに陥った時に思わず購入した本。
2015年5月に再読。自分が成長したせいか、新たな発見が多々あり。
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昔はよく人にこう聞いたものだ。「どんなことを考えているのかね?」。いまじゃこう聞く。「何を試してきたのかね?」(p.66)
ウォルト・ディズニーが秘訣を尋ねられてこう答えた。「ものごとを見事にやることだよ。もう一回それを見るためならお金だって払う、と言われるくらい見事に。」本当の達成というのは、あるべき状態より良くあることなんだ。ただ良いだけじゃなく、目を見張るようなものであること。(p.106)
できることはどんどん変えてごらん。みんなが、きみが変えていることに気がつくくらいに何でも変えるんだ。(p.129)
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著者がマックス・エルモア氏と会った、たった一日の出来事。その日をきっかけに、著者は陰鬱な気分から躍動的な気分へ気持ちが変わり、そして、いまだにその躍動的な気分のままだという。
幸せなサムライになった彼は、変化のために戦う武士になり、成功を収めた。そして、誰もがデイルと共に働きたいと思わせるような人となった。
『変化は難しく、試してみることは簡単だ』
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最近は外国の作品を翻訳するようなビジネス本が流行ですね。「チーズ・・」や「100人・・」って言う作品から、他にもいろんな作品がありますが、この作品は雪で足止めされた空港で偶然問いかけてきた老人の言葉から始まります。少々古いのですけど(1996年)、それでも逆に今の時代にマッチしたような感じさえ受けます。
宮部みゆきさんの大作の後に読むと、あまりに薄くページ内の文章も少ないですから、ありがたみが少ない感じを受けましたが、さまざまなキーワードは得るものがあるかもしれません。
私は特に「試す事に失敗はない」って言葉が印象的でした。本屋で立ち読みできるような量ですから、価格分の価値と言う点では??が、残りますが。
2002.4.14
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『試してみることに失敗はないよ』このコトバが大きな勇気を与えてくれます。(shin1)
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独立心の強い人やベンチャー希望の人には凄い語りかけるものがある本だと思う◎(思いの外創造力に拘らない自分に気付いた)とにかく心に届く名言に溢れている一冊。“世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしない”とか、グサリと刺さります。
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人生において,長期の目標をつくって,それに向かって自らを管理していくのは非常に難しいと思います。そう考えれば,「明日は今日と違う自分になる」,「日々成長する」というような短期の目標を設定する方が変化に対応しやすいということなのでしょう。「遊び感覚でいろいろやって,成り行きを見守る」,「あらゆるものを変えて,さらにもう一度変える」,「あるべき状態より,良くあること」,「新しいアイデアというのは,新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」,「”適切な時”とか”完璧な機会”なんていうものはない」など今の僕の指針となる言葉をいくつか見つけました。
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これ、仕事に疲れた人、これから仕事する人、みなさんオススメ。金持ち父さん系な雰囲気ありますけど、けっこうエネルギー、わきおこりますよ。
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独立心の強い人やベンチャー希望の人には大いに語りかけるものがある本だと思う◎(そこで、思いの外創造力に拘らない自分に気付いた)心に届く名言に溢れている一冊。“世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしない”とか、グサリと刺さります。
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ある意味、アメリカ人が書いたっぽくないビジネス書。
よくあるアメリカのビジネス書は、成功した自分の姿をイメージしてとか書いてあるけど、この本では、先のことあれこれ考えるより、"明日は今日と違う自分になれ"と説く。成功するか失敗するか分からないけど試みることが大切なんだ、ちょっとづつ違う自分になるようチャレンジしていくんだと説く。
ビジネス書をたくさん読んでいる人にとっては、この本を読み終えると、今まで得てきた知識が一旦スクラップされる感じになるだろう。だけどその経験を経た上で、新たに今まで得てきた知識を再構築できれば、それはかなりオリジナルなビジネススキルとして、価値を持つだろう。
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これまで読んだ啓発系の書とはひと味もひた味も違います。 ストーリー仕立てでとても読みやすく、1〜2時間で 読み切れます。無理無く生活や仕事の中に取り入れられ、 心にスーっと染み渡る内容です。
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よりよく生きるために、試すことの効用を説いている。そして、「昨日とは違う自分になる」という、新しい目標を提案している。
問題は問題ではない(アンチ・プロブレム)、失敗は失敗ではない(アンチ・ミステイク)、そこから成功のチャンスに気付くことがあるというのは、とても共感できる。
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試してみることに失敗はない。
アイデアをいっぱい持つこと。
ありとあらゆることを、やってみること。
明日は今日とは違う自分になること。