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1巻は「サラス」「ランド」「ミルダ」という3つの短編が収録。それぞれ、キーパーソンとなる人物の名前が章の名前になっている。淡々と物語が進むので読み進めやすいが、あくまでクレイ・ジュダという人物の紹介ストーリーの印象が抜けず、内容は殆ど感じられない。
これだけ読む人はいないと思うが、デュアン・サークを読んでいるのといないのとでは面白さが変わる気がする。位置づけはあくまでデュアン・サークの幕間にクレイ・ジュダが何をしていたか、という外伝だと思う。私見だが、深沢さんの魅力はフォーチュン・クエストのようなレベル1冒険者が未熟ながらも工夫で乗り切るコメディを描ける事だと思う。こういう王道ファンタジーはもしかして不得手なのかなと過りました。
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デュアンサーク外伝
クレイの妻となるヒルダの話が
とってもいい(*^o^*)
シドの剣を手に入れる話
ランドとの出会い編
読み応えたっぷり!
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クレイの曾祖母についてわかるかとおもったらそうではなく。
(翌日別れると分かっての前夜をどう過ごしたかによって
彼への印象がだいぶ変わる。。どっちだったのだろうなぁ。。 )
これ単体では読むのつらいかと。
補足、という感じ。
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《再読》
フォーチュン・クエストの約100年前、後の世に名を残す勇者デュアン・サークが生きた時代。
その勇者と共に戦った戦士がいた。
彼の名はクレイ・ジュダ・アンダーソン。
彼もまた、後に“青の聖騎士”として名を残すことになる。
(フォーチュン・クエストやデュアン・サークの登場人物のなかでは)クレイ・ジュダは数少ない一流の冒険者です。
本編の登場人物たちが知恵や道具を駆使して戦うのに対して、クレイ・ジュダは剣あり魔法あり戦術ありの正に王道の戦士像ですね。
そんな彼が関わる出来事はやはり、伝説だったり暗殺者だったり巨大魔物だったり…もはや命が幾つあっても足りないようなレベル。
それでも彼は、伝説の剣を手に入れ(サラスの章)、仲間と出会い(ランドの章)、心通わせる女性と出会い(ミルダの章)…とても強い“引き”の持ち主でもあるようです。
残念ながら心通わせた女性と結ばれることは叶わなかったようですが、私はこのミルダの章が好きで、初めて読んだ時からずっと印象深く残っています。