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森歐外こと森林太郎(モリリン)が、80年後の現代渋谷にタイムスリップしてさあ大変!!
…というのがおおまかなあらすじです。森歐外に対するイメージが変わった一冊。モリリン可愛いんですよv憎めないんです。現代への順応性も高いし。
ただ、犯人の動機、そこにいたるまでの過程は物足りませんでした。もう一押し!って感じです。
でも、楽しめる一冊ですのでオススメ。ところどころに小さな遊びがきいているのも良しです。
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森鴎外が2002年にタイムスリップしてきてしまう話。
大正時代の鴎外さんが、現代でマクドナルドやワープロ、終わりにはHP作成までマスターしてしまうところが笑えました。
頭よすぎです。
物語の展開としては、鴎外が大正時代に帰る方法を探すのと、自分の命をねらう犯人を探すこと。
ここでかなり明治〜平成文学の作家の名や作品名がでてきます。夏目漱石から赤川次郎に宮部みゆきなどなど。鴎外が平成文学を批評するシーンもおもしろいです。
タイムスリップものでは、最高の作品です。
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かの森鴎外が現代にタイムスリップしてしまい、自分を殺そうとした犯人を捜すお話です。
非常に面白いです。すぐに受け入れられる森鴎外がいいです。
明るくテンポのいい話なので、あっという間に楽しく読み終わります。
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とにかく面白い。声を出して笑う場面も多く、短時間でサラッと読める作品。オチには少し無理があるようにも思うが、ストーリーがしっかり書けているのであまり気にならない。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と連想させる終盤や、大正時代に戻った鴎外の後日談に作者の遊び心と優しさを感じた。
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モリリン(森鴎外)が現代で馴染んでいくところ、文学への愛について描かれているところが大好きで、何度も読み返しています。
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現代にタイムスリップした文豪が。。「もりりん」呼ばわり。一生懸命現代文明になじもうとする文豪が健気でかわいく見えちゃうんだな、これが。
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いわゆる“バカミス”と呼ばれるミステリです。森鴎外に明るくなくとも面白く読めます。タイムシリーズ1作目で、他にも明治維新や釈迦如来などありますが、私は森鴎外が一番好きです。今の時代をスパっと切り取った作風が新鮮で好きですね。他にも『邪馬台国はどこですか?』など、歴史にふれたものもあります。これもオススメですね。
鯨氏は覆面作家として雑誌に出てますが、サングラス=覆面?という事でしょうか?
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森鴎外こと、森林太郎が現代にタイムスリップするお話。「モリリン」ってニックネームが上司と一緒で、思わず反応。
読み進めていくと、登場人物たちがカラオケに行くシーンがあったのですが、そこでキンキ・キッズの『kissからはじまるミステリー』(←こういう表記だった)を歌っていて、またまた反応。うひゃー。もっとメジャーな曲もあるだろうに、なぜにKissミス? といぶかしみつつ、作者の趣味だったら嬉しいなー(笑)。
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メフィスト賞という作品を知ってから、講談社のノベルズサイズの本を読み漁っていた時期がある。
メフィスト賞作品が読める講談社ノベルズだけではなく、カッパノベルズなども全て合わせて一年間に読んでいる本の八割近くがノベルズであった事があった。
『・・・あった』というのには、少し語弊があり、今現在においても買っている本の半分くらいはノベルズだったりするが、それは何故かと考えると、『手に合っている』としか言いようが無い。
社会人になってから電車の中で立って本を読むことが増えて片手で本を読むことが増えるとハードカバーを持ち歩く事が難しくなった(片手では重いw)そして、元々単行本サイズは小さすぎて苦手だった・・・。
そんな事はどうでもいいんだけど、そんな時に出会った俺的鯨統一郎出会いの作品。
この後に数冊続くタイムスリップシリーズですが、この森鴎外が一番面白いと思う。この後何作かは、タイムスリップしてくるのではなくタイムスリップする話になってしまうから。
明治時代文学などが好きな人にもお薦めの一冊。
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シリーズ化されてるようだったのでおもしろいかと思って読みました。
マンガみたいでおもしろかったです。
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タイムスリップ第1作。3部作の中では最もおもしろい。モリリンの現代への適応具合が楽しい。また鴎外だけに言葉がするすると紡ぎだされるのも無理がない。まあ、無理があってもこの作者なら許せるが。
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大正11年、何者かの手によって80年後の渋谷道玄坂に突然タイムスリップさせられた森鴎外こと、森林太郎。元の世界に帰る方法を探る彼は、女子高校生・麓うらら達と共に昭和初期の作家達に共通する奇妙な現象を発見する。
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う~む。
なんだったんだ???
というのが率直な感想。
一応、シリーズ???なのか???
???だけが多くなる。
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森鷗外ってあの森鷗外よね?
なんと、その鷗外先生がタイムスリップして、現代の渋谷に現れちゃったからさぁ大変。
女子高生うららを中心に鷗外先生を匿う若者たちと、鷗外を狙う怪しい二人組。
なぜ鷗外はタイムスリップしたのか?
鷗外を殺して得するのは誰?
近代の文学史とからめ、しかも鷗外先生を今風に改造(?)し、何でもありの話になっている。
肩の力を抜いて、うふうふ笑える娯楽作品でした。
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最初は面白そうだったんですけど、森鴎外の現代社会への溶け込み方が早すぎて逆に面白く感じなくなりました。
取りあえず最後まで読んだけどって感じですかね。