紙の本
紙上信号機
2002/07/20 02:34
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投稿者:じゃりン子@チエ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三色ボールペンを使い、本にバンバン線を引いて集中力を高めながら、有効に本を読もう。
というのが主旨なんだろうが、しかし、本というのはそんなに「有効に読まねばならない」モノなのだろうか。それでは、郷ひろみの「ダディ」にも客観的に最重要、客観的にある程度大事、主観的に面白かった、が在るんだろうか。
逆に夏目漱石の「夢十夜」も、線を引くと素晴らしく理解が高まって新しい読書経験が出来るのだろうか。あの、なんと表現してもその素晴らしさがあせてしまうスキのない小説の行間に、赤、青、緑が並んだら「信号機かいっ」とツッコミ入れそうだ。いや、「そういうことをしろ」と主張する本ではないか。
そういえば、似たような手順の読み方を経験済みだったのだ。ほらあそこ、予備校だ。作者の主張が表現されているところを抜き出しなさい。この答えの根拠となる部分を抜き出しなさい。この発言から推測される作者の意見を書きなさい。質問文の形はいろいろ違うが、やり方は一緒。「重要そうな箇所」に線を入れ、「適切な解答」への準備をする。「作者の主張が読みとれる箇所」を抜き出すために、「読む」ではなく「分解する」。
前著に引き続き著者が主張しているのは、肉体化することによって「じっくり本を読もう」ということなんだろう。しかし、「じっくり読むべき本はそんなにない」というのも皮肉でもなんでもない事実だし、「じっくり読みたい本は線を引かなくてもつき合っていける」というのも事実だ。実用書じゃあるまいし、そんなに有効性を重視しても読書の楽しみとずれるばかりではないだろうか。本やら文化やらはもともと人生のおまけみたいなものなんだから。
だいたいそんなに気合い入れて本読んだら疲れないか? ためしに「ここ超重要!」「ちょっと重要」「ここは個人的にスキ」と考え、線を引きながら本を読む人の姿を想像してみたが、そこで連想されるのはやはり、テスト前に教科書に線を引きまくる一夜漬け学生の姿だった。
それに人に貸せない。古本に出せない。貧乏学生には受け入れがたい方法でした…。
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斉藤孝先生の本でも、有名なメソッドだと思われます。
本来は三色ボールペン(緑、青、赤)も本と一緒に入ってるみたいでしたが、今回中古本のためなし・・・ちょっと失敗。
客観的にちょっと重要と思われるところ:青
客観的にかなり重要と思われるところ :赤
主観的におもしろきと思われるところ :緑
といった具合に本に線をひいていきます。
この方法を実践し「技化(氏の造語か?)」することにより、日本語力が格段にアップし、コミュニケーション能力の基礎を気づくことができるそうです。
私もちょっとやってみたけど、本を読むのが楽しくなり、理解も深まる気がします。
ただやっぱり、本に線をひくっていうのは思い切りが必要ですな。
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文章を赤・青・緑の3色を使って読むという画期的な方法を伝授!ボールペンを同梱しているというのは、おそらく日本で初めて。
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早速やってみたが、線を引くことに気を取られて進まない。文章に集中すると線を引くのを忘れる。慣れが必要なようです
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三色ボールペンを使って線を引きながら本を読む方法を繰り返し解説した本です。
青の線:(客観的に)まあ大事なところ
赤の線:(客観的に)すごく大事なところ
緑の線:(主観的に)おもしろいところ
この基準で線を引きながら本を読んでいきます。
慣れないうちは、線を引くこと自体に意識が集中してしまい、本の内容が頭に入ってこなくなります。しかし、慣れてくるとボールペンのカチカチの音とともに頭のモード(客観・主観)が切り替わる感覚がわかってきて、スムーズに本が読めるようになってきます。しかも、大事な箇所、おもしろい箇所に線を引きながら読んでいますので、読み終わった本は内容の要約が自動的に終了しています。また、線を引くというカラダの動きを伴って本を読んでいますので、本の内容の記憶が定着しやすくなっています。
本を読むという行為は高度な精神活動だと思いますが、本に線を引くことによって自分の思考の過程が記録されます。そうやって読み終わった本は何ものにも代え難い宝物になっています。
この本には三色ボールペンが付いていますので、すぐにこの読書法を試すことが出来ます。
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小説・論文・新聞等すべての情報に赤・青・緑の線を引き事により要点がまとめやすくなり理解が深くなるという解説本です。しばらく実践してみようと思います。
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赤、青、緑を切り替えられるボールペンって売ってますよね?あれを使って文書を深く読む「技」を教えてくれます。
昔から、文具屋で見かけても「こんなボールペン使う奴いないだろ・・・」とバカにしてたのですが、
この本を読んで実践してみたところ、文字が頭を素通りすることがなくなったことが実感できました。
契約書のレビューの際にも応用できます。
もはやビジネスでもプライベートでも、文書や本を読む際に三色ボールペンが手放せなくなっている私です。
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先に「情報活用術」のほうを読み、その後 本書を読んだ。
通勤途中の本屋には文庫版しかなかったのだが、とりあえずゲット。しかし、やっぱりどうしても『特性ボールペン』が欲しくなり、文庫版を読む前に「ボールペン付き」を買った。(文庫版は図書館に寄贈予定)
あっというまに読んでしまった。線を引く練習問題も多数あり、三色ボールペンの基本的使い方をマスターするには最適。実際に三色で引きながら読んでこそ。
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「三色ボールペンで読む」という発想は良いと思ったので早速試してみようと思う。実例と練習問題が豊富に載せられているので、実際にやってみたい人にはいいかもしれない。逆に言えば、内容のほとんどが実例と練習問題なので、自分の読んでいる本で実践してみる勇気のある人は、買うまでもないかな、と。
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私は本に線をひくことがどうしてもできない人間だった…。どうしてもきれいなままとっておきたい人間だったのだ。この本に出会うまでは、重要だと思うページには付箋をはることで対応していた。
しかし、この本に出会って急に本に線がひけるようになった。読んでる途中ではなんだか、今までの読み方を否定されたような気がして、腹がたったのだが、なぜか読んだその日にさっそく3色(黒もはいった4色)ボールペンを大量に買いこんだ。
そして「えいっ」って線をひくようになったのだ。
時々自分の行動を大きく変える1冊に出会うことがあるが、まさにこの本は、今までの読み方を一変させてしまった強力な本だ。そして今、線だらけの「自分だけの本」が家に沢山ある。今までより本への愛着が高まっている気がする。ありがとう。
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正直本書を読むまで、本に色線を引くのには抵抗がありました。大切な本を汚したくありませんもんね。
しかし、読み終えた後はというと・・・影響されやすい私は、ガンガン引いてます!!
実際引いてみるとわかりますが、本の理解度が変わります。線を引くことにより、2度読むことになりますしね。ただし、赤(最も大事)と青(まあまあ大事)の違いは、未だに自信がありません。でも、間違ってもいいのさ(ダメか)。
この方法のメリットは、読書の際に著者の主張、具体例と頭を切り替えられることです。だから1色じゃダメなんです!そして、読後は、線を引いた所だけ見直せば、著者が何を言いたかったのかや面白いと思ったエピソードを拾えます。
更には、数年後に見直したときに、「あれ?こんなトコに線引いてたのか。」と、自分の成長を確認することも出来ます。
三色ボールペンで線を引いているという行為は、自分の心に刻みながら読んでいくという感覚です(ちょっと大げさかも知れませんがホントのことですよ)。
この方法を実践するとしないとでは、読んだ後の理解力が2倍も3倍も違ってくると思います。
齋藤先生がいっておられるように、上記の理由で小説にもビシビシ引くべきだと思います。
本を汚すのに抵抗があるという人に言いたいのは、著者の立場に立った時、自分が書いた本を大事にしても理解が乏しい場合よりも、線を引きまくって汚したとしても自分の伝えたいことを少しでも多く理解してもらった方が嬉しいんじゃないでしょうか?
ブックオフなどに売るのが前提でなければ、必ず線を引くべきだと思います。
『読書力』とあわせて読んで頂きたいです。
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三色ボールペンを使った読書法がかかれてます。
赤、青、緑の三色をどう使うのか。実際の本の一部を使って線の入れた文書を見ることができるので、とてもわかりやすい。
三色の基準がぶれないように使いこなしたいですね。この三色の使い方を私も実践し、またお勧めしたいと思います。
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明晰で、深く、速い。あなたの日本語の読み方はいま確かに変わる―
たった一つのシンプルな技で驚くほど日本語の読み方が変わる。使い込む道具は三色ボールペン。大ベストセラー『声に出して読みたい日本語』の著者が贈る、身体で覚える画期的な「日本語の読み方」
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小学校6年生の研究授業を参観しに行った時に、この3色ボールペン活用術を使って文章の読み取りをさせていた事から興味を持った。
本に書き込むということへの抵抗はどうしてもなくせず、新聞で練習。
それでも、考えながら行きつ戻りつ読むので倍時間がかかり、ついにパッと見ただけで文字に色が付いているように見えるところまではいけなかった。
しかし、今でもメモを取る時には3色で書いている。
情報整理力は、以前よりついたように思う。
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受験勉強を終えた僕だけど
中学校の頃に身につけたこの三色ボールペン技
大学受験にここまで役立つとは思わなかった
これを身につければ
大学受験の国語なんざ、偏差値70はいきます!!
僕が
いったのだから♪