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そういう経験のある方も、無い方も。命の重さをしみじみと感じる本でした。無事に生まれてスクスクと育つ命を大事にしましょう、そして逝ってしまった命を忘れなくともいいのです。
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「誕生死」ということば、聴いたことはありますか?恥ずかしながら、私はこの本を手に取るまで知りませんでした。助産師として働き始めて1年と1ヶ月過ぎ、初めて知った言葉なのです。情けない・・・。
お腹の中で亡くなってしまった場合は、戸籍にも載らず、存在がなかったことになってしまう。でも、子どもは、どんなに短い命であろうと、確かにこの世に生まれたの。たとえ、子宮という小さな世界から、生きて外に出てくることがなかったとしても、あるいは生まれてすぐに亡くなってしまったとしても。確かに"誕生した"。このような思いをひとことで伝えられる言葉が「誕生死」。
流産を経験された人、死産を経験された人、生まれてきた赤ちゃんが生きられなかった人、そういう経験を持つ方は少なくないはず。辛い思いをしたのは貴方だけじゃないです。
涙なくして読めませんが、誰にでも起こりえることだから、女性に限らず男性にも読んでもらいたい。そして、誕生の場に立ち会う、世界中の人たちに。
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Diary:2004/09/20
出産前後に赤ちゃんを亡くした悲しみを、11家族が実名で、ありのままに綴った小さな命の物語。小学4年生以上から読めるふりがなつき。
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流産、死産、新生児死で子をなくした親の手記。
胎内でベビーが亡くなることを英語では"STILLBORN"と言います。
"それでもなお、生まれてきた"という深い含みがあるのだそうです。
手記なので、ストレートに親たちの気持ちが伝わってきます。
どんなかたちであれ、生きて産まれてくるという事の素晴らしさ。
今、生きているのがただ事では無いこと。きっと感じると思います。
ルビ付きなので、小学校高学年位から読めます。
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生後まもなく、あるいはお腹の中で赤ちゃんを亡くされた方々の正直な想いが綴られた本です。
ご自身や周りで同じような経験をされた方だけでなく、たくさんの人に読んで欲しいです。
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流産・死産・新生児死で子どもをなくされた親が実名で書かれた本です
子どもは元気に生まれてくるのがあたり前ではないということ・・・・
(我慢しなくてもいい、思い切り泣きなさい・・・)
この一言でとてもママの気持ちや心が軽くなるものです・・・
娘の生まれたときのこと 流産したころの自分の気持ちなどを思い出し、涙でいっぱいになりました。
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母のお腹の中にだけ誕生したわが子。
子を持つ女性なら涙なしには読めないと思います。今ここにある子供のいのちがどれほど愛おしいものであるか、実感しました。
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07/12/13
流産経験者の書き綴った文章に共感を覚えました。。大きく育った赤ちゃんを亡くした悲しみを思うと涙が止りませんでした。
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これは私が後期流産をしてすぐに出会い、そして買った本です。
タイトルに衝撃を受けながらも、号泣しながらゆっくりと最後まで読みました。
中身は流産・死産・新生児死で我が子を亡くした人たちの体験談ばかりです。
この本はヒカルを失ったばかりの私に、色んな出会いをくれました。
著者の1人の方と、ネット上ではありますが、いまだにおつきあいさせていただいています。
そして私を救ってくれました。
こういう本はなかなかないので、ぜひ色んな人に読んでもらいたいです。
以前、NHKでも特集された話題の本です。
2008-05-14T21:41:31+09:00
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自分たちの気持ちと重ねて読みましたが、この時点ではあまり合いませんでした。ごめんねだけではなく、もっと素直にありがとう、がんばったねと言える気持ちを妻も自分も今はもっているような気がします。
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友人が筆者の一人ということで、紹介されました。
・・・こんな経験されてきた方だなんて!
あの笑顔や積極性やてきぱきさの後ろには、
やはり計り知れない苦労や苦悩があるんですね・・・
私も、自分の妊娠・出産・新生児子育て・子どもの大病・・・
それなりに様々な経験を経て、
やはりこの世に命があることだけでもすごい奇跡なんだ、
そして出産は今の世でも命がけ、
生きるものの基本は、食べることと排泄すること・・・
そんな当たり前のことを再確認してきました。
改めて、何か大きなものに包まれて生かされている感覚や、
周囲のすべてのもの・人に感謝の気持ちが、自然に沸いてきます。
この本は、とても悲しい。
涙なくては読めない。
子どもを持ってからは、ついわが身に置き換えるのもあって、余計涙もろくなり・・・
でも、やはり直視しなければいけないことの一つだし、
亡くなった者への供養は、「忘れないこと」だけだと思うし、
深い悲しみと、自分の心と向き合う辛い作業を超えてきた、
筆者の皆さんの勇気を、尊敬します。
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目を背けたいこと。だけど、背けてはいけないこと。
色んな感情がたくさん詰まっている。
そこから私もたくさんの感情を持った。
助産師として、忘れずに持ち続けたい。
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経験者なら同志を見つけて救われる気持ちになったり、共感できると思う。
経験者以外ならどんな言葉が傷つくのかなどが分かると思うし、自分が元気に生まれたことが凄いことなんだと思えると思う。
個人的には、双子の人に対する流産経験者の心ない言葉と、2人目を誕生死したことで、今いる長子まで居なくなるんじゃないかと不安に苛まれるところに共感した。
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とても悲しい本。
長く生きることのできなかった子を想う親の気持ちは、いくら文字を積み重ねても表現できるものではないと思う。
どんな人にも読んでほしい。読めば、人が産まれてくることに対して深く考えるきっかけになるだろう。
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ひとつひとつの手記を、噛み締めながら読みました。
目を背けてしまいがちなこと。
けれど、それらは絶対に目をそらしてはいけない、知っておくべきこと。
助産師の勉強をしている自分にとって、身の引き締まる一冊でした。