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地味なOLが密かに愛でる小壜の秘密。
霧深いロンドンに跋扈する殺人鬼。
ひたすら野球に打ち込み、血の汗を流す少年。
身動きとれぬ鼻血風呂。
十二人の短篇の名手が血をテーマに、日常に潜む狂気からロマンノワール、超非現実的なスラップスティックなホラーをも活写。幅広い魅力に満ちた、名競作集第二弾。
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小林泰三の「タルトはいかが?」と鳴原あきらの「お母さん」がちょっと怖い。
田中啓文の「血の汗流せ」はかなり笑える。星吸魔!
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恩田陸が書いてたので、買った。とにかく血にまつわる話のアンソロジー。まぁ、ここまで血みどろだと、不快感を感じてる間がない。でも、ギャグっぽいのはあんまし好きじゃないみたい、私。陸はやっぱり、よかった。この人、どんどん上手くなってるよな。北原尚彦も切り裂きジャックの話だったけど、かなり斬新だった。
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12人の作家さんが書く血にまつわる短編集。
『血の汗流せ』が馬鹿馬鹿しくて好き。「人類のええ血の結晶」とか、言葉遊びがもう・・・。親父ギャグ好きなのかもしれない。
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地味なOLが密かに愛でる小壜の秘密。霧深いロンドンに跋扈する殺人鬼。ひたすら野球に打ち込み、血の汗を流す少年。身動きとれぬ鼻血風呂。十二人の短篇の名手が血をテーマに、日常に潜む狂気からロマンノワール、超非現実的なスラップスティックなホラーをも活写。幅広い魅力に満ちた、名競作集第二弾。
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血をテーマにした12作品アンソロジー。
うーーーーーん。
作品ごとの出来不出来がはなはだしいというか
あまり趣味ではなかった。
血をテーマにすると吸血鬼モノが増えるのはしょうがないのか。
ホラーというよりスラップスティックなものが少なくないのも
あまり趣味ではなかったと感じる一因。
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このタイトルにありがちな吸血鬼テーマではなく、まさに「血」をテーマにした競作アンソロジー集。ニューロティックなホラーから叙情系、不条理極まりない作品、無論吸血鬼作品も含まれている・
弟からの書簡で語られる惨劇とその裏にある驚愕の事実「タルトはいかが?」、霧深いロンドンを恐怖に陥れた殺人鬼の正体「凶刃」、目が覚めると鼻血風呂の中に固まっていた、不条理極まりない「遠き鼻血の果て」、不審な同僚の行動に関心を持ちすぎたOLが迎えた破滅「茶色の小壜」等々、全12編収録。
オススメは某スポ根マンガを赤ペンキで塗りたくったブラックなパロディ「血の汗流せ」、それに“切り裂きジャック”テーマとも言える「凶刃」。