紙の本
はぁ〜、お腹空いてきた…(笑)
2002/07/31 01:23
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投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
去年新潮OH!文庫で発行された「恐るべきさぬきうどんシリーズ」を
読んでから、個人的にとってもさぬきうどんブームです。行きたい
なあ…、さぬきうどんを食べまくるだけの旅♪というわけで、この
本を書店で見つけたときは、久々の即買いでした。
著者のさとなおさんは東京で育ち、大阪で働いていた蕎麦好き人間。
しかし大阪の駅前で日本一のうどんやに出会ってしまい、とうとう
家族を巻き込んで、香川へさぬきうどん巡礼への旅へと出掛けるこ
とになるのです。
この本の中でも、やはり「恐るべきさぬきうどん」が紹介されてい
るのですが、あの本は本当に罪ですねえ〜(笑)。あの1冊で、どれ
だけの人が香川まで足を運んだのかを考えると恐ろしいばかりです。
著者のさとなおさんは、もちろん「恐るべき〜」を参考にしてはい
るのですが、そこは素人(失礼!)の強み。あくまで自分の好みが
優先なので、決して「恐るべき〜」と同じ評価になっているわけで
はないのも面白いところ。そしてやはり県外の人が、製麺所で打た
れている極上うどんを食べるのには勇気が入りますよね。その辺り
もきっちりレポートされていて、店の立地のわかりづらさとともに
読者はその旅を楽しむことが出来ます。
もともとはこの本は、著者が運営している「さとなお.com」のコー
ナーが、単行本化されたもの。う〜ん、やはりただただ好きという
思いは、パワーの度合いが違いますね。
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これを読んで実際に食べに行ってしまって人に連れられて、讃岐うどんを食べに二回。美味しいうどんの映像が浮かぶような会話調でリズミカルに書かれています。
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私が讃岐うどんにハマったきっかけは、
偶然この本の著者さとなおさんのホームページを見たからです。
http://www.satonao.com/special/sanuki/index.html
なんて美味しそうなんだろう〜。
上あごで味わううどんたぁ〜どんなんだ?
と興味が極限にまで高まりますた。
まずは梅田第三ビルの「はがくれ」へ。
生醤油うどんを頼むと「お客さんはじめて?」と聞かれ、
ドキドキしながら「そ、そうです。」と言うと
醤油を掛けてくれるサービスがあります。
2周り半が正解なんだそうです。
食べてビックリ「うへっ、うっま〜いい!!!」
で毎年香川へ通う事に。
今では「このうどん、エッジが立ってる。」
なんて言ったりもします。(^_^ゞ
味もシチュエーションも、ほんと文章からにじみ出てきます。
これを読んだら絶対誰でも讃岐うどんフリーク間違い無しの
超オススメ本です。
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この本を読んで本場の讃岐うどんが食いたくなり、四国へ行くついでがあるときに讃岐うどんをハシゴした。この本に書いてあることは決して誇張ではないことが、よくわかった。本場の讃岐うどんを食べずにうどんを語ることなかれ。
大阪の「はがくれ」も行きました。
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「うまひゃひゃさぬきうどん」1
著者 さとなお
出版 知恵の森文庫
p105より引用
“食感(テクスチャー)を楽しむ文化は
日本人特有のものだと思っているが、
このさぬきうどんはそういう意味で
日本食文化を代表する食べ物なのであるっっっっっ”
CMプランナーである著者による、
自ら食べて回ったさぬきうどんの店と味を紹介する一冊。
ホームページ上の1コーナーの書籍化。
一般的なうどん屋さんから山奥の秘密の隠れ家のような店まで、
さぬきうどんの魅力が楽しい表現で書かれています。
上記の引用は、
著者が口の中でうどんを楽しんだ後の一文。
口の中に入れただけで気持ちが良いというのは、
食べる上で重要な事だと思います。
うどん以外では納豆などのネバネバヌルヌル系や、
せんべいなどの硬さを楽しむものまで、
日本に住んでいて良かったなと改めて思います。
本書の中でも紹介されている「恐るべきさぬきうどん」ですが、
こちらを読んだ後だったためか、
本書は少し物足りなく感じてしまいました。
ーーーーー
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【本の内容】
東京で育ち大阪で働いていた「うどんより蕎麦が好きだった男」が、ある日、香川の奥地で「本当のさぬきうどん」に出会ってしまった。
さぬきの畑の中で怪しいセルフ店(うどん屋)を巡ってオモシロ夫婦と二歳の娘が極ウマのうどんを食べまくる。
宝探しのように楽しく、笑ってしまうくらいうまい、さぬきうどん食べ歩き大爆笑グルメレポート。
[ 目次 ]
第1部 さぬきうどんをCHAIN EATING!(立志篇;風雲篇;怒涛篇;回天篇)
第2部 うまひゃひゃ名鑑(「山越」;「谷川米穀店」;「山下」;「松家」;「鶴丸」 ほか)
[ POP ]
「手なずけちやほや工程」「いじめはりたおし工程」・・・うどんの製造工程なのだが、20年前にはやったよなあ、こーゆー文体、と思ったら筆者は評者と同世代。
きっとシーナの昭和軽薄体エッセイを狂喜して読んだクチなのだろう。
「あまりのうまさに、って言ってもしょせんはうどんでしょ?」という先入観がくつがえされていく過程は、この本にそのまま当てはまるのであった。
しかし、ホームページから本がうまれるってのが<今>ですねえ。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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香川にうどんを食べに行く。
交通費を考えたら、確かに高いうどんです。
けれど美味しい。
安くて美味しくてまた食べたくなる
そんなうどんがそこかしこに。
ただ…梯子はお腹の具合と相談してください、ですがw