紙の本
キャラクターデザイン史などの雑多な紹介
2002/05/28 16:19
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投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
図象としてのキャラクターデザインについての、効能・考えかた・歴史・存在価値・作りかた・著作権などについて簡単に紹介する入門書です。キャラクター設定の作り方の本ではありません。著者は多摩美術大学の教授。TAKASHI AKIYAMA TOP PAGE
丸プラスとんがりがキャラクターの基本とか。マイクロソフトが、ハローキティを6000億円で買いたい、とサンリオに言ってきたことがあったとか。色々と読んで楽しいネタと、ためになるネタがありました。特に「アルファベットのAからZまでをつかって[註:26の]好きな作品を描くように」というのは、確かにデザイン傾向を見るのに面白い手だなあと感心。
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表現が出尽くしたと思われる今、もう一度キャラクターを見直そうという本。マクルーハンの『メディア論』に賛同している。
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ほんとに入門編といった感じ。 内容は半分くらい。
華やかに見えるキャラクターの背景や経緯について。
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キャラクターデザインに興味がある人向けの本。とりあえず読んでみて、自分がキャラクターデザインに興味が無いことが判った。
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[ 内容 ]
丸に目を描くのは、人類だけだと言われています。
幼児が初めて描く絵も丸です。
ヒットキャラクターの顔も楕円の集合体です。
古今東西、様々なメディアから人気者になっていったキャラクターたち。
4兆円市場と言われるキャラクタービジネスも、ヒットの元はひとつの丸からスタートしているのかもしれません。
これからキャラクターで仕事をしようとしている人たちなどのために、知っておきたいことを創り手の立場から解説した新しい入門書。
[ 目次 ]
1 キャラクターはコミュニケートする
2 キャラクターの歴史
3 人はなぜキャラクターが必要なのか
4 キャラクターの造形
5 キャラクターの表現者
6 産業革命と著作権
7 キャラクターの21世紀
8 キャラクター年表
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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さいたま市中央図書館で”キャラクター”特集のコーナーに置かれていた一冊です。現代、僕たちはたくさんのキャラクター囲まれて生活していますが、これは一体どういうことなのか。キャラクターの歴史、存在意義についてとても分かりやすい、アカデミックな観点で書かれていてとても楽しく読みことができます。当書を読むとはまわりにあるキャラクターをまた違った視点で捉えるようになると思います。きっと。個人的にとても興味あるジャンルでしたので最高評価とさせていただきました。
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・シャルダン(画家)
・メイプルソープ(写真家)
・壁画 フゴッペ洞窟画(北海道)
アルタミラ、ラスコー
・IBM ポール・ランド
・ブルーナカラー 4色
■なぜキャラクターが必要か
・人の心をやわらげる役割
・つなげる力
・黄金比(ピラミッド的な)
アンパンマン、フェリックス、ノラクロ
清水侑子インタビュー
■キティ 1974
・マイクロソフトが自社キャラクターにしようとした
・名前は「鏡の国のアリス」から取った